日本が経済成長がほとんどできない国になって20年以上が経つ。かつては1国で世界のGDPの20%近くを占めていたこの国が、今や世界のGDPの6%も占められない国に変貌してしまった。わずか20年ほどの間に世界の中での日本の経済力のプレゼンスが1/3になってしまったのだ。世界中の国が毎年当たり前のように経済成長を続ける中で、日本はほとんど経済成長できずにいて、年々その地位を引き下げてきた。1人あたりのGDPも世界30位にまで落ち込んだ。この流れがずっと変わらずに続いていくとすれば、遠くない将来において日本は先進国とは言えなくなるだろう。
勘違いしてはいけないのは、日本は経済成長できる条件を失っているわけではないというところだ。むしろ世界的に見れば、これほど恵まれた国は他にはないと思えるほどに条件的には恵まれている。膨大な金融資産を持ち、対外純資産も世界一である。教育水準も高く、規律正しく勤勉な国民が揃っていて、民度も治安の良さも世界最高レベルだ。科学技術の蓄積も決して悪くないはずだ。
こうした日本を再興させるために役立つ時事ニュースを、私、朝香 豊の簡単な解説もつけて紹介していくのがこのサイトだ。
ともに日本再興のために頑張ろう。