外交

習近平、赤っ恥! ネパールはチベット難民の引き渡しを拒否!(朝香 豊)

ネパールはチベットとインドに挟まれ、中国には地政学的に重要な場所だ。

ネパールを手なづけるために、中国は膨大な援助を行ってきた。

衛生医療・教育文化・遺跡の修復・鉄道敷設などなどだ。

こうした工作の結果、ネパールでは共産党が議会で第一党を占めるようになっている。

こうした議員の選挙資金も中国が裏で出していると言われている。

だから習近平は、ネパールは中国共産党の言うことを聞くようになっていて、かなり自由にコントロールできる国になったと思っていたことだろう。

ところが、驚くことに、今回の習近平のネパール訪問に際して、ネパールは軍人や警察官を養成する国防大学を設置するのに中国が支援するという申し出を断り、チベット難民を犯罪者として引き渡すようにする犯罪人引渡し条約の締結を拒んだのだ。

中国の資金で議会の建物と中国国境に近いところの道路の建設を行うことも拒否した。

腹を立てた習近平は、「中国を分裂させようとする者は誰でも体を打ち砕かれ、骨を粉々にされる」と、ネパールを脅すような演説を現地で行った。

これを単純に「ネパール、偉い!」と取るわけにはいかない。今やネパールは中国に逆らえる国家であるはずがないからだ。

これは反習近平派が仕掛けた工作であろう。

近々開催予定の中国共産党の中央委員会総会(四中全会)でどんな展開が待っているのだろうか。

習近平は四中全会を再び延期するのだろうか。

そういう目で見ておきたい。

これの元ネタとなる Bitter Winter の記事https://jp.bitterwinter.org/xi-jinping-defeated-in-nepal/

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. 中国が「新型インフラ建設」の大型投資を打ち出す! 西側は勝てるのか?(朝香 豊)…
  2. 「なんでも批判」を反省しない立憲民主党! 戦前の「批判」政治の過ちを忘れるな!(…
  3. 親中から反中に抜本的に転換! インドネシアのジョコ政権! (朝香 豊)
  4. 中国が武漢P4からフランスを排除していた! 騙されたフランス!(朝香 豊)
  5. もうこれ以上、静かにしてはいられない! 文在寅政権に対して、アメリカは怒りを隠さ…

関連記事

  1. 安全保障

    クルーズ船の感染は日本の不手際ではない! 日本政府は世界に訴えよ!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!横浜…

  2. 外交

    イラン、地下核施設でウラン濃縮! IAEA査察官を一時拘束し、欧州まで敵に回し始める!(朝香 豊)

    イランが核合意で禁じられた地下核施設でのウラン濃縮に着手し、核…

  3. 外交

    台湾の次期副総統の頼清徳氏、アメリカで大歓待!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!訪米…

  4. 安全保障

    蔡総統が静かに放った爆弾! 2・28事件!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!台湾…

  5. 安全保障

    中国がフランスを貶めるコラムを掲載! フランスが大反発!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!在仏…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 安全保障

    パイプラインへのサイバー攻撃で、アメリカ東部は大混乱! 黒幕は本当にロシアか?(…
  2. 道理

    横田滋さんの死去の報に触れて(朝香 豊)
  3. 安全保障

    リトアニアが中国との経済協力枠組みから離脱! EU対中国を象徴!(朝香 豊)
  4. 人権・民主主義

    「すべての命が大切」と言ったら、BLM支持者に射殺! ほぼ沈黙のマスコミ!(朝香…
  5. 中国

    中国体制内部でも、習近平おろしが顕在化! 4月で失脚か?(朝香 豊)
PAGE TOP