政府が開いた経済財政諮問会議において、外需の弱さが続くなど日本経済を取り巻く環境がこの1年で大きく変化したとの分析がなされ、日本経済を悪化させないための機動的マクロ経済運営が重要であり、需要面で万全の下支えをすべきとの指摘が行われた。
大規模災害対策、インフラの長寿命化、スマートシティーの実現などをこれに絡める提案がなされている。
現下の低金利環境を活かした積極的な資金調達によって、都市・高速道路・空港等の整備などの中長期の事業投資の促進についても言及された。PFIのような民間資金の活用も提言された。
まだ内閣府から議事要旨が公表されていないので、議論の詳細はわからないところもあるが、会議に提出された資料からは上記のような議論だと推察される。
ここに国を取り巻く安全保障環境の大変化に対応するための防衛支出の抜本強化も入れてもらいたいが、経済政策的に正しい方向性が打ち出されたことは歓迎したい。
あとは「需要面で万全の下支え」となる規模の財政出動を、政府がしっかりと行えるかどうかが見ものだ。
これの元ネタとなる産経新聞の記事https://www.sankei.com/economy/news/191107/ecn1911070033-n1.html
※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。
無料メルマガ
最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!