東日本大震災では医療機関が倒壊し、多くの医療データも同時に失われた。
同様の事態を避けるため、普段からデータを遠隔地に保管し、災害時に利用できる技術の確立を目指し、実験を行った。
この実験では、高知医療センターの1万人分の電子カルテの模擬データを大阪、名古屋、東京に分散して保管しておいた。
南海トラフ地震で大きな被害が発生し、高知との通常の通信網が寸断されたと想定した。
この際に、3都市に保管していたデータを都内のサーバーに集めて復元し、衛星回線を通じて高知に送った。
高知側の端末で患者の情報を検索すると、9秒以内に復元データが届き、迅速な対応が必要な災害医療の現場で利用可能なことを実証した。
超高速に計算できる量子コンピューターでも解読が難しい「耐量子」と呼ばれる暗号が使われたことも重要だ。
10年後をめどに、全国の主要都市を結ぶネットワークの構築を行うのを目指すという。
これ自体とてもいいことであるが、医療データ以外でも同様に長期保管すべきデータについても、同様のネットワークをぜひ結んでもらいたい。
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これのネタ元の産経新聞の記事
https://www.sankei.com/economy/news/191215/ecn1912150008-n1.html
画像も同記事から
https://www.sankei.com/images/news/191215/ecn1912150008-p1.jpg
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