安全保障

習近平総書記は韓国訪問へ! 世界の流れに逆行する韓国!(朝香 豊)


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自由と人権の抑圧をさらに強める中国の習近平政権に対して、このあり方を許してはならないというのは西側の民主主義国の基本的なコンセンサスになってきた。

こうした中で、この流れにまさに逆行するかのような動きをしているのが韓国だ。

アメリカのトランプ政権は韓国に対してファーウェイなどの中国企業に半導体を販売することを止めるよう求めているが、このアメリカの求めに対して韓国の文在寅政権は反対する姿勢を示している。

香港に強制的に導入された「国家安全維持法」についても、文在寅政権は中国批判を拒んでいる。

文政権の反米・親中姿勢は、中国の習近平総書記の訪韓を積極的に求める姿勢にも表れている。

中国共産党の外交トップの楊潔篪政治局委員は韓国の徐薫国家安保室長と会談し、習総書記の訪韓について「新型コロナウイルスの状況が安定し、条件が整い次第、早期に実現する」ことで合意した。

ところで、2017年に文大統領が訪中した際、習近平政権からすさまじい冷遇を受けたのは、記憶にないだろうか。

三泊四日の滞在期間中に中国側との会食は2回だけで、中国の大衆食堂でパンと豆乳を口にするだけの姿が、「一人飯」「ぼっち飯」として報道された。(実際には奥様や韓国の役人とは同席していたが。)

こんな冷遇を受けながらも、文大統領は滞在中に行った北京大学での講演で、習近平総書記が掲げる「中国の夢」が「全人類とともに見る夢」になることを期待し、「小さな国」である韓国もその夢をともにすると述べた。

ここで言う「中国の夢」とは、「中華民族の偉大な復興」であり、中国(共産党)が世界の覇者になるという夢のことだ。

その夢の実現に向けて文大統領は中国(共産党)に協力することを述べたのである。

ここに彼の思想的な立場が如実に示されている。

そして過去に受けた冷遇など関係なく、今なおこの方向に向かって邁進しているわけだ。

現在西側陣営は対中国での共同戦線を張らなければならない状態だ。

特にファーウェイに対して最先端の半導体を供給できないようにすることが、目下最も大切なことになっている。

だが、韓国企業のサムスンが中国に半導体を売るのを、文政権は停止させるだろうか。

以上からわかるように、これは全く期待できないのであるが、この点がどうなるかは西側の戦いに大きな影響を与えることになる。

さて、8月26日発売予定のWiLL10月号には、韓国経済との絡みでこの点について解説させてもらった。

ぜひ読んでもらいたい。

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