新型コロナウイルスの感染の広がりで、韓国経済は非常に大きな打撃を受けている。
大邱にある西門市場は「朝鮮3大市場」の1つとして数えられた、500年の歴史のある大きな市場だ。
今でも4600店舗が集まっているが、24日には客足は文字通り全くなくなり、売上ゼロの店が続出した。
その結果、25日から6日間は全面閉鎖することになった。
このような事態は、この市場始まって以来のことのようだ。
6日間でこの騒動が収まる目処は立っていないだろうから、この市場と関わる仕事をしている人たちには、まさに死活問題だろう。
直接この市場で店を出している人たちだけでなく、従業員も納入業者も売っている商品の生産者も大打撃になる。
不要不急の外出を控える動きは、大邸などの一部地域だけで発生しているわけではない。
全国的な動きであり、さらに業界横断的でもある。
飲食店にせよ、ホテルにせよ、スポーツクラブにせよ、映画館にせよ、ショッピングモールにせよ、人が集まる場で提供されるサービス業や接客業は、どんなものでも厳しいことになる。
そもそもウイルス感染の心配がある中で、ファッションを楽しもうとか、ウキウキした気分でスポーツをしようといった気持ちにはなかなかならないだろう。
つまり、消費全般が落ち込むことになる。
製造業にも当然影響は及ぶ。
工場では多くの人が一箇所に集まって仕事をしている。
生産ラインについている時はお互いにそれなりに離れた位置で仕事をしていたとしても、打ち合わせで話し合わなければならないような事態も発生する。
1人でも発症者が出れば、他の人にも感染のリスクがあり、それがさらなる蔓延に広がる恐れもあるから、工場を止めざるをえなくなる。
しかも製造業はサプライチェーンを構成している。
現代自動車のある下請け企業の工場では、新型コロナウイルスの陽性患者が確認されたことで、工場の稼働が止まった。
これにより部品供給が停止され、現代自動車の工場の1つの生産ラインが停止した。
当たり前だが、部品が1つでも欠けてしまえば、全体の生産も止まらざるをえない。
今後も同様のケースが次々と発生すること、しかもそれは自動車産業に限られないことも、覚悟しておかなければならない。
新型コロナウイルスの終息が見えないと、韓国経済は再起不能になるところまで打撃を受けることになりかねない。
日本政府に理解してもらいたいのは、早期に中国からの入国禁止を決断しなかったことが、ここまでの経済の破壊につながることがあるということだ。
日本だって、対岸の火事では済まない事態も考えられる。
民度の高さに依拠するような政策は、今後は絶対にやめてもらいたいものだ。
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