実際ビジネスとして成立しているのかさえ怪しい、家族や友人などのレンタルサービスを行う会社を取り上げたドキュメンタリー番組をNHKは昨年の11月に放映した。
こうした代行ビジネスが日本では支持されているという内容だった。
これはNHKの国際放送の約30分間の番組で、160の国や地域に対して再放送を含め計8回放送されていた。
この番組で「利用客」として紹介された3人はいずれも会社のスタッフだったこと、つまり完全なヤラセだったことが後でバレて、問題化した。
そもそもこうしたサービスが日本で支持されているなんてことは、日本人の生活実感として存在していないだろう。にも関わらず、現実的なニーズに支えられているかどうかを全く検証していなかったということになる。
こうした点からしてマスメディアとしてあるべき姿から見てどうなんだという疑問が湧くが、話はそれだけではない。
NHKはよく「皆様のNHK」と自称するが、これは日本国民に奉仕する存在であることを本来は自覚しているという建前からだ。
にも関わらず、現実には、日本人の精神性に疑問符を持たせるようなこういう番組を流すことに、NHKには全く抵抗がないわけだ。
さすがに国内向けに放送したのでは、こういう内容では胡散臭さがバレそうだが、日本人がほとんど視聴していない国際放送であればいけると考えたのではとも思いたくなる。
このあたりは邪推だと言われるかもしれないが、NHKの姿勢に日本や日本人に対しての悪意を感じる人が多いことはNHKも理解しているであろうに、その中で敢えてこういう番組を作って事実検証もろくすっぽしないで流すことができているところに、NHKの闇の深さを感じる次第だ。
同様の事件に、毎日新聞デイリーニューズWaiWai問題というのがかつてあったが、あの出来事を彷彿とさせる。
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