安全保障

難民認定を甘くすることに反対!(朝香 豊)


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日本維新の会を除く野党は共同で、「難民等保護法案」「入管法の改正案」を国会に提出した。彼らは日本では難民認定されるのがわずかに0.4%と低く、欧米並みに難民認定の基準を緩めるように求めている。

立憲民主党の徳永エリ参議院議員によれば、「難民」とは普通に働き学校に通い、学校の先生だったり技術者だったりスポーツや文化の分野で才能を発揮し活躍していたが、突然起きた紛争や戦争、政治的な弾圧により迫害を受け、命の危険にさらされ、他に選択肢がなく母国を離れざるをえなかった人たちだという。

確かにこの規定に合う難民であれば、日本においても保護することは必要になるだろう。だがこの規定に合う難民が難民申請者の0.4%にすぎないのが実際なのではないだろうか。

ところで、アメリカでバイデン政権が誕生したその日に、トランプ政権が進めていた国境の壁の建設をすぐさま中止させ、トランプ大統領によって宣言されていた「国家非常事態」を停止させた。その後も矢継ぎ早にどんどんと移民制限を緩和させる処置を次々と打ち出した。

こうした流れを受けて、中米諸国に住んでいる人たちが、アメリカに入国できる流れができたとして、一気にアメリカを目指して北上を始めた。

バイデン政権はこれらの人たちを「難民」扱いすることを公式に表明しているが、こうした人たちは徳永エリ議員が考える「難民」の定義に当てはまるのかを考えてもらいたい。

こうした人たちは「突然起きた紛争や戦争、政治的な弾圧により迫害を受け、命の危険にさらされ、他に選択肢がなく母国を離れざるをえなかった人たち」では断じてないだろう。バイデン政権が誕生しなければ、国内から動かなかった人たちだからだ。

とすれば、「難民」について欧米の基準を当てはめるというのは、こうした人たちをも「難民」と認定することになるのではないか。この見方が誤解であるのかどうか、徳永議員にぜひ尋ねてみたいものだ。

そもそも国民世論は、外国人の受け入れについて積極的な支持はしていない。

例えば先ごろ内閣府は「基本的法制度に関する世論調査」と「外国人の受け入れに伴う環境整備に関する世論調査」の結果を発表した。難民や人道上の配慮が必要な人の受け入れについて「どちらかといえば慎重に受け入れるべきである」「慎重に受け入れるべきである」は56.9%だった。これに対して「積極的に受け入れるべきである」「どちらかといえば積極的に受け入れるべきである」は24.0%だった。つまり「慎重派」は「受け入れ派」の2倍以上に及ぶのである。

徳永議員らはこうした国民の見方について、外国人のことをよく知らないことが原因の「偏見」であり、国民が「多文化共生」を受け入れられるように、適切な教育を施すことが必要だと考えているのだろう。だが、それは非常におこがましい考えではないのか。

私たちが自分たちと違った姿をした人、自分たちとは違う言語を話す人に対して警戒心を持つのは、本能に立脚している。そしてその本能が知らせる危険信号は現実に適合することは案外と多い。

広く移民を認めてきたヨーロッパにおいては、民族間の対立が社会問題化している。価値観について違った前提を持つ人たちを受け入れてしまえば、自分たちが無意識のうちに前提としていた価値観が成立しないところへと社会を変容させていくことになる。それは自文化を徐々に捨て去っていくことを求めることにつながる。そんな社会に生きにくさを人間が覚えるのは当然であり、本能がそういう流れを拒否するのは極めて当然のことだ。

「郷に入らば郷に従え」という原則を受け入れられない人たちを、日本国内に入れるのは不適切である。それはまた我々が海外に出ていく時にも、それぞれの地域の文化や伝統を大切にする態度を前提として持つべきことを意味する。そうしたあり方が本当に相互の文化を尊重するということではないのか。

うすっぺらい感傷的な議論で難民認定を甘くさせようという動きには、私は断固反対である。

さて、政府は送還逃れを目的とした申請の乱用を防ぐため、難民申請が3回目以降になった場合には送還できるようにするとの方針を打ち出した。この点については評価できるが、もう一方で難民申請を行っている人たちについて、入管施設に入らなくても生活できる「監理措置」を設けるとしているのは甘くないだろうか。彼らに対してGPS装置の装着とかをするのであればこの処置はわからないではないが、日本のやることだからそんな厳しいやり方は取れないだろう。だとすれば、この「監理措置」の「監理」が行き届かずに国内逃亡する可能性は大いにある。それは不法就労につながり、彼らが地下に隠れることによって、彼らに対する人権侵害が逆に起こりやすくなることを懸念しなければならない。そしてそれは日本における外国人犯罪の増加につながり、治安悪化に結びつくことを考えておかなければならなくなる。つまり、日本人にとっても外国人にとっても決してハッピーな状況にはならないだろう。

こういうところまで考えた上で、移民や難民の受け入れについて考えるようにしてもらいたいものだ。
 
 
 
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