全米プロバスケットボール(NBA)のロサンゼルス・レイカーズの中心選手であるレブロン・ジェームズが、ヒューストン・ロケッツのジェネラルマネージャー(GM)のモリー氏が香港を応援するツイートをした問題について、「目の前の状況に関して認識不足のまま口を開いた」と、痛烈に批判した。
レブロンの発言は率直だ。
彼は、「大勢の人が、経済的にだけでなく、身体的、感情的、そして精神的に危険にさらされかねなかった。だから、何をツイートし、何を話し、何をするかは慎重にならないと」いけない。「もちろん、自分たちには言論の自由がある。しかし、同時にたくさんの悪影響を伴うことがある」と発言した。
彼の発言はアメリカで激しいバッシングを浴びている一方で、中国のインターネットでは称賛の声が溢れている。
だが、中国の人たちもよく考えたほうがいい。
彼の発言は香港デモ派にとって有利な発言では決してないが、こうした発言によりアメリカ国内でのこの問題に対する議論がさらに深まる作用を果たしているのだ。
普段は政治に大して関心を持たなかった人々に、中国の問題を真剣に考え直す契機を与え、中国の実像を人々が知るのに大きく作用するのは間違いない。
その意味では、こうした物議を呼ぶ発言はむしろ歓迎したい。
レブロン・ジェームズに続く発言がNBAの中からさらに出てくることを期待したい。
ソースとなった AFPBB の記事https://www.afpbb.com/articles/-/3249553?cx_part=latest
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