安全保障

中国は湖北省以外でも医療崩壊!(朝香 豊)


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武漢市の病院で脊髄を圧迫する腫瘍を治療する手術を待っていたリュー・チャオさんは、病院から突然退院するように告げられた。

武漢市では、あらゆる医療資源が新型コロナウイルス対策に回され、それと関わらない患者の面倒を見ることができなくなったというのが、原因だ。

それから1ヶ月にわたって、リューさんは受け入れてくれる病院を探しているが、次々に受け入れを拒否されている。

こうしたケースは、当然ながら、リューさんだけが例外というわけではない。

新型コロナウイルスと無関係な患者が、緊急事態であったとしても、病院には受け入れてもらえないということが、武漢市では当たり前になっている。

ここまで極端でないとしても、武漢市や湖北省以外でも、新型コロナウイルスとは関係ない患者への医療サービスが、大きく低下する事態は起こっている。

北京や上海のような大都市でも、たとえガンや腎不全で緊急対応が必要になっても、新たな入院患者を受け入れることを拒否する病院もでているようだ。

医療スタッフにかかってくるプレッシャーは非常に激しいものがある。

武漢市の第一人民病院の彭銀華医師は、29歳という若さで亡くなった。

新型コロナウイルスに感染したためだ。

彭医師はこの春節休暇を利用して結婚式を挙げる予定だったが、この新型コロナウイルスの急拡大によってそれどころではなくなったのだ。

公式には、医療スタッフがこのウイルスの犠牲者になるのは8人目だ。

現場ではマスクや防護服が不足し、レインコートで防護服を代用したり、マスクを手作りしてしのいでいることも多い。

体調を崩し、呼吸器系の症状が出たとしても勤務を続けている医療従事者もいる。

このような医療崩壊が日本で起きることはなんとしてでも避けなければならない。

そのためにもっとも必要なのが、トップの決然としたリーダーシップであることを、安倍総理には強く訴えたい。

風邪で病院に行くのは自粛させる、風邪のような症状が出たら、通勤・通学をさせないで静養させるようにする、この新型コロナウイルスに関わる件では、初診でもオンライン診療を可能にする、今からでも中国からの入国を原則禁止する、新型コロナウイルスへの感染を疑われても、原則は自宅静養とする…などなどだ。

「なんとなく」ではなくて、「こうやって封じ込める」という道筋をしっかり示すことこそ、今最も大切なことではないだろうか。

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