フランスのブリュノ・ルメール経済・財務相は、「ファーウェイに対する差別はない…ファーウェイはフランスの5Gからは排除されない」と明言した。
トランプ政権は、ヨーロッパ諸国に対して軍事費の負担が少なすぎることを批判したり、エアバス社に対する補助金をやり玉に挙げて総攻撃したり、ロシアの天然ガスを安価に欧州に安定供給できるパイプラインの建設を徹底的に邪魔したりして、ヨーロッパではひんしゅくを買っているところがある。
フランスのマクロン大統領は「アメリカに頼らないヨーロッパ独自の安全保障体制」を唱え、ヨーロッパ諸国とアメリカとの間でNATOの動き方に一致が見られないことが多いことに対して、「脳死状態」と表現した。
フランスからすれば、アメリカが身勝手な要求ばかりをしてくることに、反発を覚えているところは大いにあり、それが対中政策において、アメリカと別の道を敢えて志向していることにつながっているのであろう。
5Gに関する対中政策では、ヨーロッパ勢をアメリカ側に引き寄せることには、完全に失敗していると言えるだろう。
昨今は「5Gビヨンド」とか「6G」とかの話が聞こえるようになってきたが、5Gでのファーウェイ排除が難しくなったことを前提に、戦略を練り直さないといけなくなっているようだ。
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