アメリカの安全保障に最も脅威を与えているのはロシアであり、中国ではないとの認識を、民主党の大統領選挙の候補であるジョー・バイデンが示した。
中国は最大の競争相手であり、我々がどう扱うかによって、競争相手でとどまるのか、武力的な意味を含めての深刻な競争相手となるのかが決まるとした。
この言葉の裏には、適切にうまくやっていくならば、中国は単なる競争相手以上の存在になることはないという考えが含まれていることになる。
バイデンの認識によれば、中国が「一国二制度」の国際的な約束を破り、香港で国家安全法を施行して、法制定前の行動にさかのぼって「罪」を問うようなことをしても、それは脅威に当たらないということになる。
アジアで突出した軍事力を保有して台湾に武力侵攻する構えまで見せていることも、ウイグルなどで行っている深刻な人権侵害も、脅威ではないということになる。
ファーウェイ製品などのネットワーク機器を通じて、スパイ的な情報収集を行っていることも、「千人計画」などを通じてアメリカの知的財産権をどの国よりも圧倒的に盗み取っていることも、脅威ではないということになる。
そして、中国と比べて経済力も軍事力も今やかなり見劣りするロシアのほうが脅威なのだという認識を示す。
そのうえで、アメリカのあり方次第で中国のあり方が変わるという認識をしている。
実に不自然なレベルで中国を擁護する考えを持っているということになる。
これでは中国からお金をもらっていますと言っているようなものではないか。
それでもバイデンは今年の5月に、中国は競争相手だという考えも否定していたので、それに比べれば「改善」しているのかもしれない。(笑)
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ネタ元のla Prensa Latina Mediaの記事
https://www.laprensalatina.com/biden-says-russia-is-biggest-threat-to-us-china-a-competitor/
Politicoからの引用画像(ジョー・バイデン)
https://static.politico.com/dims4/default/e680638/2147483647/resize/1160x/quality/90/?url=https%3A%2F%2Fstatic.politico.com%2Fb9%2Fc3%2F54a99abc4bd5832dea2d4cb25ffb%2Fgettyimages-1256156642-773.jpg
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