アメリカ司法省は、中国軍中尉・葉燕青を、中国政府の代理人であることを申告していなかったとして、刑事告訴した。
葉は学生ビザでボストン大学に留学していたが、引き続き大学に残るとして、学生ビザの延長を申請した。
ビザの審査官が葉の背景を調査したところ、葉が中国軍に兵役し、中国政府のために活動する「外国政府代理人」であることがわかった。
葉の上司は中国軍大佐で、国防技術大学の教授だ。
この上司は葉のアカウントを利用して中国からボストン大学のネットワークにアクセスし、情報を抜いていた。
米軍の研究文書を取得し、海軍大学の教授の調査などを指示していた。
葉は既にアメリカを出国し、中国に戻っている。
また、アメリカ司法省は、ハーバード大学の化学・化学生物学部の学部長のリーバー教授を、中国の研究機関との関係について米政府機関への開示を怠ったとして、起訴した。
リーバー教授は中国政府が海外の優秀な人材を支援する「千人計画」に参加し、武漢工科大学から3年間、毎月5万米ドル(約540万円)の給料を受け取っていた。
さらに年間15万米ドル(約1620万円)の生活費を支給され、研究所設立費として150万米ドル(約1億6200万円)以上の資金を受け取っていた。
また、アメリカ司法省は、細胞サンプル21点を小瓶に入れて中国に密輸しようとしたとして、アメリカの医療機関でガン細胞の研究者として勤務していた鄭肇松を刑事告発した。
アメリカ政府はこれら一連の事件を、大規模で長期的な米国の技術窃盗の行為の一環だと捉えている。
果たして日本では同じようなことは起こっていないのだろうか。
中国共産党を支えるような行為は、厳に取り締まられるべきである。
最低限、スパイ防止法くらいは制定し、具体的な告発を行っていくべきだ。
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これの元ネタとなる大紀元時報の記事
https://www.epochtimes.jp/p/2020/01/51192.html
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