安全保障

中国を甘く見ていた時代は終わった! オブライエン米大統領補佐官!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

アメリカのロバート・オブライエン国家安全保障問題担当大統領補佐官は、中国共産党に対するアメリカの立ち位置を完全に変更する重大な発言を行った。

彼の発言の概要は以下の通りだ。

—————
2001年に中国をWTOに招き入れた時には、広範囲な譲歩を行い、貿易上の特権を様々に中国に認めてやった。

中国の目に余る人権侵害を小さく扱い、アメリカ経済を骨抜きにする技術剽窃にも目をつぶった。

中国が豊かになり力をつけてくれば、国民の中から高まる民主主義を求める欲求に沿って中国共産党は自由化を進めていくだろうと、我々は考えていた。

こうした考えは、アメリカ人の生来の楽観性に基づくものでもあるし、ソ連に勝利した経験から来るものでもあった。

だが残念ながら、これは極めて甘い考えでしかなかった。

中華人民共和国に関して、アメリカが深く関与しなくてもそのうち変わっていくだろうと楽観的に見ていた日々は過ぎ去った。

トランプ大統領の指導力のもとで、中国共産党の行動がもたらす脅威、中国共産党が我々の大切な生活を脅かしてくる脅威に、アメリカはついに目覚めたのだ。
—————

さて、5月末にトランプ大統領は、スパイ行為から香港の自由の破壊まであげつらいながら、中国政府を激しく攻撃した。

6月に入ってからは、ポンペオ国務長官がコペンハーゲン民主主義サミットで、自由を取るか暴政を取るかの二者択一だとして、中国の脅威にヨーロッパがともに立ち上がることを求めた。

そして今回、オブライエン大統領補佐官がこのような発言を行った。

今後もトランプ政権の高官によるこのような発言は続いていくであろう。

そのたびにこうした発言はマスコミに取り上げられ、アメリカのみならず世界中の人たちが繰り返し触れることになる。

トランプ政権はこうする中で、中国に対する悪印象を徹底的に植え付けていき、世界の流れを変えていこうとしている。

それは11月の大統領選挙を意識した選挙キャンペーンの意味合いもあるが、今後の世界の流れをどう作っていくのかの明白な意思でもある。

もはやトランプ政権が対中戦略で引くことはありえないだろう。
 
 

もしよければ、無料のメルマガの登録もお願いしたい。(このブログ記事の下↓に登録フォームあり)

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

ネタ元のThe Epoch Timesの記事
https://www.theepochtimes.com/us-officials-escalate-warnings-of-threat-posed-by-chinese-communist-party_3401764.html?ref=brief_News&__sta=vhg.uosvpxsfsqssfsmne%7CQYJ&__stm_medium=email&__stm_source=smartech
画像はWikimediaから
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/37/Robert_C._O%27Brien_%28attorney%29_addressing_the_UN_General_Assembly.jpg

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. 習近平体制が崩壊する?? 李克強が路線修正へ!(朝香 豊)
  2. 北朝鮮漁船と水産庁船の衝突 ようやく映像公開へ! 日本政府の対応には不信感がいっ…
  3. 中国が「新型インフラ建設」の大型投資を打ち出す! 西側は勝てるのか?(朝香 豊)…
  4. 種苗法改正は必要! 日本の種苗の知的財産を守れ!(朝香 豊)
  5. ショーン・レノンが正論で反日韓国人に反論!

関連記事

  1. 安全保障

    中国共産党を国際犯罪組織に指定せよ! 米議会に法案提出!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!中国…

  2. 人権・民主主義

    必見! 香港警察に実弾を撃たれた若者が、一命をとりとめての記者会見!(朝香 豊)

    人気ブログランキングでの応援、よろしくお願いします!香港警…

  3. 経済

    習近平は世界経済も崩壊させる! 笑ってはいられない!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!…

  4. 安全保障

    汚名返上か、茂木外相! 中国非難、ワクチン開発の問題提起!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!…

  5. 安全保障

    呪われた中国! 三峡ダム崩壊の可能性をまじめに考える!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!豪雨…

  6. 安全保障

    コロナ対応の日独差は、何に起因するのか? (朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!新型…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 中国

    新型肺炎で中国との境界封鎖要求高まる! 香港!(朝香 豊)
  2. 経済

    FRBもデジタル通貨発行に向けて動き出す! 日本も研究を加速せよ!(朝香 豊)
  3. 人権・民主主義

    韓国の文化体育観光部局長、親日発言で罷免! 年金も半分に減額! (朝香 豊)
  4. 経済

    ジャック・マーがアリババ取締役を退任! 進む毛沢東路線への回帰!(朝香 豊)
  5. 人権・民主主義

    北京五輪の外交的ボイコットを早く表明せよ! 考えるべきはその先の対応だ!(朝香 …
PAGE TOP