香港では、民主派組織の連合体である「民間人権陣線」が主催するデモが行われ、80万人が参加した。
「民間人権陣線」は、香港では最大級のデモをたびたび行っており、ここ4ヶ月は影響力の大きさからデモを許可されていなかった。
香港の区議会議員選挙での民主派の大勝を背景に、今回は久々に認められた形だが、ここには裏があるのかもしれない。
私には、キャリー・ラム行政長官は平和的なデモを民主派に行わせることで、正面向かっては逆らえない習近平指導部に対して、間接的に圧力をかけているようにも感じられる。
警察は「デモ行進の間に緊急・暴力事件が起きたときはデモを中止させ、催涙弾を撃つ」方針を明らかにしていたが、特にそのような事件の報道がないところを見ると、平和裏に展開されたものだと思われる。
そしてこのような事態は、北京政府からすると最も対処に困るものではないだろうか。
こんなことくらいで従来の方針を急展開させるようなことは、中国共産党としてはありえないだろうが、アメリカで成立した香港人権民主主義法の圧力もある中で、身動きが取りにくくなったのは間違いないだろう。
今回の平和的なデモを支持する意見表明くらい、日本政府は出せないものだろうか。
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