人権・民主主義

国連人権理事会のアジア太平洋代表に中国が選出! 国連の信頼性がさらに低下!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

中国は長年、ウイグル・チベット・南モンゴル・香港などでの激しい人権侵害で知られた国だ。

また、今回の新型コロナウイルスの感染も、中国の武漢から広がり、当初に適切な感染防止策を取らなかったことによって、世界中に感染を広げただけでなく、この問題に警告を鳴らした国内の勇気ある人たちの言論を封殺するだけでなく、その身柄も拘束した。

さらに、感染者数や死者数などを小さく見せるために正しい統計数字を発表せず、人から人への感染は限定的だなどの誤った情報を流すことで、世界がこの問題に正しく対処することを妨害した。

ところが、この中国の国連代表部のJiang Duan氏が、国連人権理事会のコンサルタントグループのアジア太平洋代表に選出されてしまったのだ。

言論の自由・拉致・恣意的な拘束を調査する報告官を選出する作業に当たることになる。

言論の自由がなく、拉致や恣意的な拘束も頻繁に行っている中国が、その監督業務で重要な役割を果たすというわけだ。

あのクマラスワミ報告を行ったクマラスワミ女史のような報告官を選出するのに、中国が非常に大きな権限を握ることになったといえば、その重大性がよく理解できるだろうか。

なお、中国と一緒にこの作業を行うのは、スペイン、スロベニア、チャドなどであり、経済的な自立のある人権国家が1つも入っていないというのは、このコンサルタントグループの先行きを非常に心配させることになる。

さて、国際法律家委員会(ICJ)は、極めて危険なコロナウイルスを世界中に拡散させて多くの死を引き起こしたことで、中国と対決する行動を取るように、国連人権理事会に申し立てを行った。

中国が感染拡大阻止になかなか動かなかったことが、世界中の不景気をもたらし、多くの人を失業に追いやり、莫大な損害を発生させたのだから、こうした被害について中国に補償を指示するように求めている。

中国の対応は国連が定めている様々なガイドラインなどにも違反することも指摘している。

さて、このICJの申立てに、中国が強い影響力を持つ国連人権理事会はどう対処するのだろうか。

この扱いがどうなるかも、追っていくつもりだ。

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

ネタ元のDaily Mailの記事
https://www.dailymail.co.uk/news/article-8187713/China-appointed-position-Human-Rights-Council-despite-long-record-human-rights.html
ネタ元のUN WATCHの記事
https://unwatch.org/china-joins-u-n-human-rights-panel-will-help-pick-experts-on-free-speech-health-arbitrary-detention/
ネタ元のANI NEWSの記事
https://www.aninews.in/news/world/europe/icj-urges-unhrc-to-act-against-china-for-coronavirus-pandemic20200404134826/
画像も同記事から
https://aniportalimages.s3.amazonaws.com/media/details/UNHRC_a0hWd7P.jpg

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. サウジへの攻撃はハメネイ師の指示か! 私の見立て (朝香 豊)
  2. 笑えないレベルにまで向上した北朝鮮のミサイルシステム
  3. 橋本聖子や山下泰裕の派遣でお茶を濁すようなことをするな! 北京オリンピックでの対…
  4. 不良ワクチンで女児死亡! 家族も徹底弾圧! 中国!(朝香 豊)
  5. やはり感染者の実数は中国政府の公式発表の100倍程度で考えるべき!(朝香 豊)

関連記事

  1. 安全保障

    中国を甘く見ていた時代は終わった! オブライエン米大統領補佐官!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!アメ…

  2. 人権・民主主義

    43万以上のトランプ票が消えていたことが発覚! ペンシルバニア州!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!ジョ…

  3. 安全保障

    リトアニアが中国との経済協力枠組みから離脱! EU対中国を象徴!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!リト…

  4. 経済

    これでも中国経済が成長するんだって! 各社エコノミストのありえない見通し!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!中国…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 安全保障

    ニューヨーク市は医療崩壊! 防護服なく、看護師死亡!(朝香 豊)
  2. 道理

    激しい中国の締め付けで、香港のキャセイ航空は経営危機に!(朝香 豊)
  3. 人権・民主主義

    中国の公立小中学校、外国の教材が使用禁止に! 思想統制さらに強化!(朝香 豊)
  4. 人権・民主主義

    中国の清華大学の教授が、習近平体制を批判!(朝香 豊)
  5. 安全保障

    韓国が中国の核の傘の下に入ることを検討か?(朝香 豊)
PAGE TOP