安全保障

発症しても、検査でわからないことがある! 新型肺炎!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

BBCのある記事を読んでいて、武漢発の新型肺炎に関して、日本の対応で本当に大丈夫なのか、改めて疑問が大きくなった。

その記事は、中国の武漢中心医院の眼科医である李文亮氏について記されたものだ。

私がその記事で特に気になったのは、李文亮氏が新型肺炎に罹っていると判明した経緯である。

李文亮氏は、昨年の12月30日に、SARSと思われる病気が広がりを見せていることについて、SNS内の医師のグループチャットで警告メッセージを発した。

SARSの感染が広がっているから、診察にあたっては、防護服を着用して感染を防ぐようにした方がいいと、彼はアドバイスを行ったのだ。

その4日後に、公安省の職員が李文亮氏の元を訪れた。

その職員は、李文亮氏を「社会の秩序を著しく乱す」「虚偽の発言をした」として告発する内容の書かれた書簡を持ってきて、書簡に署名するよう求めた。

李文亮氏はやむなく署名を行った。

そして彼はその後、患者の診察を通じて、新型コロナウイルスに感染してしまったように思われた。

1月10日に咳が出るようになり、11日には発熱があり、12日には入院することになった。

彼は発病してから、コロナウイルスに感染しているかの検査を複数回受けたものの、そのいずれも陰性となっていた。

彼が検査で「陽性」が出たのは、なんと20日後の1月30日になってのことだった。

とすると、症状が出ていても、この新型コロナウイルスに感染しているかどうかは、必ずしもわかるものではないということを意味する。

今までは、症状が出てこない潜伏期間であっても、人に移すかもしれないということが問題視されてきた。

こちらも大いに厄介だ。

それと同様に、症状を発症していても、検査をかいくぐってしまうこともあるというのも厄介ではないだろうか。

言われてみると、インフルエンザでも、同様のことは言われていた。

となると、怪しければ、すべて隔離入院させるというのが、本来の正しい処置だということになる。

だが、病院の収容能力から言っても、そんなことは当然できない。

こうなると、僅かでも疑われる人は入国させないということが、最善策であるということになる。

下船した香港の男性が新型コロナウイルスに感染していたクルーズ船の乗客からも、10人の感染者が見つかった。

日本の対応は、もはや待ったなしの状態だ。

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

これのネタ元のBBCの記事
https://www.bbc.com/japanese/51366940
画像も同じ記事から引用
https://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/12557/production/_110759057_pic1.jpg

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. 親中から反中に抜本的に転換! インドネシアのジョコ政権! (朝香 豊)
  2. 中国が武漢P4からフランスを排除していた! 騙されたフランス!(朝香 豊)
  3. インドで爆発するコロナ感染! 冷淡で信頼を失ったバイデン政権!(朝香 豊)
  4. 中国は悪辣な独裁政権で自由国家に敵対的! 米政権が激しく非難!(朝香 豊)
  5. 台湾で米台国交回復推進決議が全会一致で可決! なんと提案は国民党!(朝香 豊)

関連記事

  1. 安全保障

    NATO、中国の軍事拡大を注意深く監視へ! 宇宙も作戦領域に入れる! (朝香 豊)

    NATOは、ブリュッセルで外相理事会を開催し、中国の軍事拡大を…

  2. 安全保障

    米新安保担当補佐官に人質解放に実績の高いオブライエン氏選出! ただし懸念もある!(朝香 豊)

    解任されたボルトン氏の後釜として、アメリカの大統領安全保障担当…

  3. 安全保障

    モンテネグロにも債務の罠が! 反中同盟への流れは生じるか?(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!旧ユ…

  4. 安全保障

    カナダ、中国との自由貿易交渉中止へ! 「威圧外交」で!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!…

  5. 安全保障

    中国政府、湖北省出身者にチャーター帰国便を準備!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!中国…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 道理

    「優生思想で危険」だとNumber編集部に非難の声! いやいや、危険なのはむしろ…
  2. 安全保障

    暗号機製造メーカーを米独情報機関が秘密裏に運営 ! (朝香 豊)
  3. 安全保障

    ステルス戦闘機F35A 国内組み立て継続へ! 当たり前だろ!(朝香 豊)
  4. 人権・民主主義

    トランプ票がバイデン票にやはり転換されたのか? ドミニオン投票集計機!(朝香 豊…
  5. 安全保障

    突然の中国領事館閉鎖命令の背景! 中国はアンティファともつながりあり!(朝香 豊…
PAGE TOP