安全保障

国防権限法案2020について、米上下両院が合意!(朝香 豊)


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アメリカの上下両院の軍事委員会は、2020会計年度の国防予算の大枠を定める国防権限法案(NDAA2020法案)について、合意に達した。

国防予算の総額は7380億ドルで、前年の7081億ドルから4%余り増額された。宇宙軍創設の費用も含まれる。

軍人の待遇や住環境の改善にも配慮がなされ、海軍力の強化に力が入れられた。

対露、対中政策の強化策も充実し、香港支援や台湾防衛に関わる予算も計上した。

また、対北朝鮮政策の重要性から、韓国に配備されている兵力を2万8500人以下に減らすことを禁止しているところにも着目したい。

NDAA2019では、在韓米軍を2万2000人以下に減らせないようにしていたことからすると、NDAA2020は削減しにくいようにさらに厳しい制限を加えた形になる。

これは、韓国との間で駐留経費の駆け引きを行う中で、トランプ政権が在韓米軍の撤退という処置を取ることができないように、足かせを課した形だ。

上院が共和党優勢、下院が民主党優勢という中で、同法案をめぐる協議は難航していたが、何とか新年度のアメリカの国防方針が定まったのは、大きな成果だ。

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ネタ元のロイターの記事
https://jp.reuters.com/article/usa-defense-congress-idJPKBN1YE0EX

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