現在新型コロナウイルスの感染が広がっている大邱(テグ)市や慶尚道は、韓国の自動車産業の下請け工場が多く集まっていたり、サムスンのスマホの韓国内唯一の組立工場があるなど、韓国の工業にとって重要な場所だ。
従業員の罹患が発覚すると、工場を閉鎖する事態が発生し、部品の供給などに支障をきたす恐れがある。
中国での新型コロナウイルスの蔓延で、中国の部品工場が生産停止に陥っており、その穴を埋めるために韓国の下請け工場にフル生産を求めたいところで、急ブレーキがかかった形となっている。
慶尚北道に隣接する慶尚南道、さらに釜山市や蔚山市に感染が広がれば、造船や石油産業などの重工業にも多大な影響が及ぶことになる。
韓国にとって大変不幸なのは、今回の感染拡大で一躍注目を浴びた「新天地イエス教会」は、韓国全土から各地に集まって礼拝を行っていることだ。
感染が広がる場となった大邱教会を訪れたのは、大邱の人たちだけでなく、実は韓国全土から集まっていた。
しかも彼らは「異端」として迫害を受けているため、自分が「新天地イエス教会」の信徒であることを隠していることが多い。
これにより、感染者の特定にかなり苦労しているようだ。
様々な点で、韓国には逆風が吹き荒れていることになっているが、ここから日本が学ぶべきことはないだろうか。
そういう視点で、この一連の出来事を把握するようにしたい。
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ネタ元の中央日報の記事
https://japanese.joins.com/JArticle/262909
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