最近発売になったWiLL12月号に、吉備国際大学の高橋淳教授が書いた「免疫は祭りで作られる」という興味深い記事が載った。
高橋教授の論考は以下のような感じだ。
新型コロナの感染が北海道で広がって騒ぎになっていた2月15日に、岡山県の西大寺では恒例の「会陽(えよう)はだか祭」が開催されていた。
ふんどしを締めた1万人の男たちが3密の極地で2本の宝木(しんぎ)を巡って激しい争奪戦を繰り広げるこのお祭りでは、感染爆発が懸念された。
だが、結果としてそんなことは起こらなかった。
「はだか祭に参加した男たちは風邪を引かない」という御利益が言い伝えられているが、これは単なる迷信とか精神論とかではないのではないか。
ウイルス排泄量の少ない感染者に曝露すると、軽症で済んで免疫ができる。この仕組みを使って集団免疫を作り上げる機能を祭りは備えていると考えられる。
ウイルスに感染するとADE(抗体依存性感染増強)を引き起こして、ウイルスが猛威を振るうことがある。
だが、祭りに参加するのは青壮年の男子に限られ、老人・子供・妊婦などのADEを引き起こしやすい人たちが参加できないようになっている。
日本の祭りは大陸からやってくる疫病への対処として発達した側面があるのではないか。
こんな感じだ。
今のところはまだ科学的に証明されたなどとは言えない段階だが、非常に面白い仮説ではないかと思った。
高橋教授が書いているのはこのはだか祭の話だけでなく、通夜や初七日の意味なども含めて、そんな解釈もできるのかと思うものが多かった。
興味があれば、ぜひ読んでもらいたい。
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産経新聞からの引用画像(岡山西大寺はだか祭)
https://www.sankei.com/photo/images/news/170219/dly1702190004-f1.jpg
アマゾンからの引用画像(Will 12月号)
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