あれれ? これはちょっとおかしくないか。
2015年にフォルクスワーゲンは、不正なソフトウェアを使うことで排ガス規制を違法に乗り切っていたことがばれるという事件が起こった。
この時、ベンツも怪しいのでは?と指摘されながら、ベンツ自身はうちは問題ないと大見得を切っていたはずだ。
だが、ドイツ検察はこの度、ベンツ(正式な社名はダイムラー)に対して、排ガス規制に違反したディーゼル車を出荷したとして、1000億円の罰金を科すことにしたというのである。
問題行動は2008年以降発生していたというから、当然フォルクスワーゲンの不正が発覚した2015年当時も違反していたことになる。ベンツはおとなしく罰金を支払う意向を示したようだ。
ということは、ベンツもフォルクスワーゲンと同様に、ドイツ国内だけでなく、国外においても、不適切なディーゼル車を売っていたことになるはずだ。ドイツ国内だけ不正な車を売っていたわけではないだろう。
ドイツ検察が今頃になってこういう動きをしたのは、きっと何らかの背景があるはずだ。
想像力を逞しくすると、アメリカがカードとして切ってきたのかもしれない。
ドイツのメンツを保つために、アメリカから発表することを避けて、ドイツが自発的に摘発した建前を用意したのではないか?
とすれば、交換カードは何だろう?
夢想がすぎるのも問題なので、このあたりで止めておくが、何か面白い動きがドイツで見られるかもしれない。
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