人権・民主主義

香港「蘋果日報」の株価連日の急騰! 黎智英氏逮捕への香港市民の抗議!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

香港の民主派新聞である「蘋果日報(Apple Daily)」本社には200名態勢で家宅捜索が行われ、創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏と2人の息子ら10名を、中国政府は「国家安全維持法」違反の疑いで逮捕した。

逮捕される黎智英氏

民主派の活動への徹底的な見せしめの一環だと思われる。

同じく「国家安全維持法」違反で逮捕された周庭氏

このような違法で不合理な蛮行に直面してもなお、蘋果日報は「何も恐れず、圧力に負けず、真実を語り続ける」姿勢を示した。

この事件は香港社会で大きな社会的反響を巻き起こし、香港ジャーナリスト協会、香港写真家協会、独立評論家協会などの団体が共同声明を発表し、「警察が報道機関を捜査するには公共利益の優先という必要性がなければいけないことから、今回の大捜査における目的と法的根拠を説明するよう」要求した。

黎氏への支持を示すために株の購入を求める呼びかけが行われ、これに応えた香港市民による同社の株式購入が進み、株価は8月10日の終値で183%高で引けた。

8月11日も株価は続伸し、株価は2日間で1100%上昇した。

急騰する蘋果日報(ネクスト・デジタル社)の株価

同社の株の最大株主は黎智英氏であり、株式の71%を保有しているとされる。

従って、この株価上昇によってもっとも利益を得るのは黎智英氏であり、黎智英氏に対する金銭支援の意味合いがある。

香港情報技術商会の名誉会長である方保侨氏は、自身のフェイスブック上で同社株を購入したことを明らかにし、喜んで10年間の購読料を支払うことを明らかにした。

蘋果日報は毎日7万部以上を印刷し、うち6万部以上を販売していたが、8月11日は需要増に応えて55万部の印刷を行った。

大量印刷される蘋果日報

香港ではみんなで蘋果日報を購入することで、民主派の支持を表明する動きが広がった。

中国の苛烈な弾圧に屈しない姿勢を見せる香港市民の意地に拍手を送りたい。

私たちもまた、彼らの戦う姿勢に応えるために、最大限の努力を行っていこうではないか。
 
 

もしよければ、無料のメルマガの登録もお願いしたい。(このブログ記事の下↓に登録フォームあり)

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

ネタ元の大紀元時報の記事
https://www.epochtimes.jp/p/2020/08/60713.html
ネタ元のブルームバーグの記事
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-11/QEVSGADWRGGA01?srnd=cojp-v2-overseas
Branding in Asiaからの引用画像(Apple-Daily-Hong-Kong)
https://www.brandinginasia.com/wp-content/uploads/2020/02/Apple-Daily-Hong-Kong-Branding-in-Asia.jpg
聯合新聞網からの引用画像(逮捕される黎智英氏)
https://pgw.udn.com.tw/gw/photo.php?u=https://uc.udn.com.tw/photo/2020/08/10/realtime/8338130.jpeg&x=0&y=0&sw=0&sh=0&sl=W&fw=800&exp=3600&w=930
ニューズウィークからの引用画像(国家安全維持法)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2020/07/reuter_20200701_120406-thumb-720xauto-204141.jpg
TBSからの引用画像(逮捕された周庭氏)
https://news.tbs.co.jp/jpg/news4049896_50.jpg
bastillepostからの引用画像(方保侨氏)
https://media.bastillepost.com/wp-content/uploads/hongkong/2019/05/facebook_20190522-CR-方保僑1-1.jpg
ブルームバーグからの引用画像(急騰する蘋果日報(ネクスト・デジタル社)の株価)
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iTxAmqIPeJX4/v2/pidjEfPlU1QWZop3vfGKsrX.ke8XuWirGYh1PKgEw44kE/640x-1.png
ブルームバーグからの引用画像(大量印刷される蘋果日報)
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/izrGJtw3Ju28/v0/800x-1.jpg

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. ドイツが裏技でEUの財政ルールの回避を検討!
  2. フェイスブックは特定の方向性のみを支持! ザッカーバーグが認める!(朝香 豊)
  3. 文在寅大統領はチョ・グク氏の法相任命を強行! 力による抑圧に自信か?
  4. 中国が武漢P4からフランスを排除していた! 騙されたフランス!(朝香 豊)
  5. キャリー・ラム行政長官の意味深な発言は、中国政府の思惑に制限をかける狙いかも

関連記事

  1. 安全保障

    暴かれてきた膨大な闇の繋がり! 民主党・ドミニオン・CIA・共産国家群!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!トラ…

  2. 道理

    情報公開のあり方を見直せ! コロナで失墜した日本の情報公開!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!新型…

  3. 人権・民主主義

    トランプ陣営への不当な盗聴! FBI機密文書公開でより明確に!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!「ス…

  4. 人権・民主主義

    ホワイトハウスを離れるお別れスピーチ! トランプ大統領!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!トラ…

  5. 安全保障

    中国共産党もクライアント! バイデン一家のビジネス!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!郭文…

  6. 人権・民主主義

    香港警察は発砲を正当化! 映像からは苦しい言い訳だ!(朝香 豊)

    香港で若者に警察官が至近距離から発砲し、肝臓と腎臓が破裂する大…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 安全保障

    主要戦略物資は国内生産へ! ナバロ大統領補佐官!(朝香 豊)
  2. 人権・民主主義

    香港で反体制派に対する暴力が頻発! 暴力で萎縮させる路線か? (朝香 豊)
  3. 安全保障

    米軍、北朝鮮に「鼻血作戦」検討へ!(朝香 豊)
  4. 安全保障

    政府の「エネルギー基本計画」を変えよう!(松尾 利昭)
  5. 人権・民主主義

    アメリカ3大テレビ局が中国批判を避けている! 研究機関が公表!(朝香 豊)
PAGE TOP