安全保障

香港民主派の大物、黎智英氏逮捕! 西側の反発は必至!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

香港の民主派新聞である「蘋果日報(Apple Daily)」創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏を、中国政府は「国家安全維持法」違反の疑いで逮捕した。

逮捕される黎智英氏

ふたりの息子も拘束されたようだ。

「蘋果日報」本社にも家宅捜索が行われ、編集主幹ら7名が逮捕された。

黎智英氏は言論の自由を呼びかけて闘ってきた、民主の闘士である。

6年前の雨傘運動の時も運動の組織化に尽力し、自由民主運動を言論で支えてきた。

「蘋果日報」は香港で最も売れる新聞であり、中国共産党は「蘋果日報」と黎智英氏を目の敵にしてきた。

黎智英氏は自宅に火焔瓶を投げ込まれたことも度々あったが、ひるむことなく民主のために命を尽くしてきた。

1年ほど前に訪米した際には、ペンス副大統領、ポンペオ国務長官と面会したことがあったが、これが7月1日に施行された「国家安全維持法」に規定する「外国と共謀した罪」にあたると、中国政府は判断したのかもしれない。

香港は、民主派の議席増が確実な立法委員選挙(議会選挙)を、コロナを理由に1年間延期し、民主派の立候補予定者を次々と理由を付けてはその資格を剥奪した。

立候補資格を認められなかった黄之鋒氏

外国に逃れた活動家たち11名の指名手配も行った。

香港の民主主義に対する理不尽な弾圧が強まれば強まるほど、西側諸国の反中的な姿勢は固まらざるをえない。

フォルクスワーゲンの救済を中国工商銀行にお願いしたドイツであっても、こうなると親中的態度を取り続けることは難しいであろう。
 
 

もしよければ、無料のメルマガの登録もお願いしたい。(このブログ記事の下↓に登録フォームあり)

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

ネタ元のYahoo!ニュースの記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/082d8b371a48cc4f800560c14e9f6a366b57edc7
Branding in Asiaからの引用画像(Apple-Daily-Hong-Kong)
https://www.brandinginasia.com/wp-content/uploads/2020/02/Apple-Daily-Hong-Kong-Branding-in-Asia.jpg
聯合新聞網からの引用画像(逮捕される黎智英氏)
https://pgw.udn.com.tw/gw/photo.php?u=https://uc.udn.com.tw/photo/2020/08/10/realtime/8338130.jpeg&x=0&y=0&sw=0&sh=0&sl=W&fw=800&exp=3600&w=930
大竹財団からの引用画像(雨傘運動)
https://ohdake-foundation.org/wp-content/uploads/2018/10/ransei_12_w.jpg
AFPBBからの引用画像(立候補資格を認められなかった黄之鋒氏)
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/2/a/-/img_2a3d3ba2a8b5ca4e0a795038c3195956120328.jpg

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. N国党の立花氏が脅迫の疑いで事情聴取! 計算ずくか?
  2. 文在寅大統領はチョ・グク氏の法相任命を強行! 力による抑圧に自信か?
  3. 橋本聖子や山下泰裕の派遣でお茶を濁すようなことをするな! 北京オリンピックでの対…
  4. 中国は悪辣な独裁政権で自由国家に敵対的! 米政権が激しく非難!(朝香 豊)
  5. サウジへの攻撃はハメネイ師の指示か! 私の見立て (朝香 豊)

関連記事

  1. 人権・民主主義

    中国のサッカー学校運営から撤退! 独FCケルン!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!ドイツ・…

  2. 外交

    安倍総理、中国の李克強首相と濃密な時間! 習近平国賓来日の外堀が埋まる!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!安倍…

  3. 人権・民主主義

    カナダで中国の人権状況を批判する動きが相次ぐ!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!カナ…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 中国

    習近平を皮肉ったジョークがニューズウィークに登場! (朝香 豊)
  2. 経済

    中国、工場稼働中断を勧告! 韓国企業に大打撃! 日本経済も笑えない!(朝香 豊)…
  3. 安全保障

    中国の人権侵害企業とは手を切れ! 米国務省が経営者に手紙を送る! (朝香 豊)
  4. 中国

    新型肺炎治療に抗HIV薬が有効か! 試用始まる!(朝香 豊)
  5. 経済

    EUもついに緊縮財政見直しか? 日本も続け! (朝香 豊)
PAGE TOP