デンマークがコロナ関連の規制を2月１日からほぼ全面的に廃止した。
公共交通機関でのマスクの着用義務もなくなったし、レストランに入るのにワクチンの接種証明もいらなくなった。
デンマークは人口は583万人で日本の1/20もないが、コロナの1日の陽性者数は最高で53655人（1月28日）を記録している。この数字は日本の人口に比例させると115万人の陽性者が1日で記録されたことを意味する。
それでもオミクロン株（ただし日本で流行しているのとは若干違いがある）のせいで重症者は少なく、医療体制がひっ迫する状況にはなっていない。そのため規制撤廃に動いたわけである。
さて、日本の陽性者数は1月29日の84848人を頂点にピークアウトした公算が強く、人口の違いを考慮すれば、デンマークのピーク時の1/14程度に収まった計算になる。
それでいて「まん延等防止処置」の適応対象となっている都道府県は47都道府県中34都道府県に及んでおり、さらに強力な「緊急事態宣言」の発令まで考えているところもあるという話になっている。
この我が国の異常さを我々はしっかりと認識しなければならない。
特別な方でない限りは重症になることはほぼないことがわかっているのに、なぜ相変わらず大騒ぎをしているのか。
コロナに振り回されて、他の病気の方たちに十分な医療が施せなくなっているという医療の歪みを正すべきではないのか。
この点を改めて問いたい。
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NHKの記事
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220202/k10013462141000.html
デンマークの新規陽性者数の推移の画像
Googleの検索結果で出てくるデンマークの感染関連の統計情報
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