デモ隊に対する激しい弾圧が行われている香港で、成人人口の約3分の1に当たる200万人近くがPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状を経験したとの推計を香港大学がまとめ、医学専門誌のランセットに掲載された。
香港大学の研究チームは、2009年から2019年にかけて18000人の成人を対象に調査を実施してきた。
その結果として被験者の32%がPTSDの症状を訴えたことを明らかにした。
ここ数ヶ月でPTSDの症状を新たに訴えた成人は190万人増え、鬱の可能性のある成人は59万人増えたとしている。
研究チームはこの調査を、社会不安が人口全体の精神衛生に与える影響を評価する世界最大、最長の研究だと謳っている。
また、デモ隊の中には今回の調査対象とはなっていない18歳以下の人たちが多くいることから、今回のこの結果でも問題の規模を過小評価している可能性があるとしている。
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ネタ元となるCNNの記事
https://www.cnn.co.jp/world/35147899.html
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