自衛隊への配備が進むステルス戦闘機F35Aについて、国内での組み立てをやめて輸入するとした方針を政府は見直し、組み立てを継続することに決定した。
組み立ての作業工程を見直し、国内で組み立てたほうが、輸入よりも1機当たり4000万円から5000万円ほどコストを削減できる見通しになったとのこと。
この決定自体は歓迎するが、何だか論点がずれているように感じる。
仮に国内の組み立てのほうが1億円くらい高くなるとしても、国内の組み立てにこだわるべきではないか。
国内の防衛産業を維持・発展することに貢献する選択肢を迷わずに選べないところに、むしろ問題点を感じる。
そもそも、国内に落ちる金額と、海外に流れる金額を同一視している点にも問題点がある。
国内の生産力を維持し、雇用なども産むのであれば、日本国内の企業や個人にお金が回ることになる。
それは次の投資や消費に回ることになる。
それはそのまま日本の経済力に貢献することになるわけだ。
海外に流れるお金には、当然ながら、そのような貢献は期待できない。
こういう当たり前の発想を、日本政府に持てるようになってもらいたいのだが、今の財務省だとそういう発想は無理のようだ。
悲しい現実だ。
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