アメリカとロシアの核軍縮条約「新START」は、再来年に期限が切れることになっている。
このため本来であれば、延長交渉が開始されることになるわけだが、今や核大国は米ロだけでなく、中国の存在が無視できなくなった。
中国の軍事予算は、公称でもロシアの3倍以上あり、実質的には6倍以上とみなすべきであろう。
その中国が参加しないで核軍縮条約を議論すること自体がナンセンスだ。
だが、中国政府は「われわれは、アメリカ、ロシアとの枠組みに参加するつもりはなく、この立場ははっきりしている」、「アメリカは核軍縮の問題では、いつも中国のことを持ち出して責任を転嫁しようとしており、断固として反対する」として、明確に拒否する姿勢を示した。
反核平和活動家の皆さんは、こうした中国政府のあり方をどう捉えるのだろうか。
中国が核軍縮せずとも、「わたしたちの側でできることだけやりましょう」って主張しそうだが、それは中国の横暴を許す世の中を作るということを実質的に意味する。
軍事力を背景に、中国が諸外国に言うことを聞かせるようなやり方をどうすれば止められるのか、平和活動家であるなら、誰よりも真剣にまじめに考えてもらいたいものだ。
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