ハンター・バイデンと中国のエネルギー会社CEFC(中国華信能源)とのズブズブの関係によって、ハンター・バイデン側に年間10億円以上の報酬が発生する仕組みができていたことは、別の記事でアップした。
この私の記事はニューヨーク・ポストの記事について要点をまとめたものだったが、敢えて飛ばした内容も実はいろいろとある。
私は記事の中で、新設立の合弁企業の株式の20%がハンターのものになることが記されていたメールのことを紹介したが、このメールには10%がJimのものとなり、10%が「ビッグガイ」用としてHによって保持されるとも書かれていた。
Jimや「ビッグガイ」が誰のことを指すのかはこの記事の中では語られていなかったが、実はこの「ビッグガイ」がハンターの父親のジョー・バイデンのことを指すものだということが、Fox Newsによって明らかにされた。
つまり、ジョー・バイデン用としてH(ハンター・バイデン)によって保持されるということなのだ。
ハンター・バイデンは全株式の30%を保持し、合弁企業の最大の株主となるが、10%分は父親のジョー・バイデン用という扱いだというわけである。
問題のメールは、ハンター一人だけに送られたものではなく、関係者に一斉に送られたものだった。
Fox Newsはこのメールの送り先となっていた人物の一人から、このメールが本物であること、また「ビッグガイ」がジョー・バイデンを指すものであることを確認したと報じた。
さて、この情報源は一体誰なのか。
ここから先は私の大胆な推論の域を超えるものではないが、CEFCの中国側の人間なのではないかと思っている。
CEFCはかつてはフォーチュン500にも選ばれる中国を代表する大企業だったが、アメリカで民主党から共和党に政権与党が変わって以降は習近平政権から疎んじられるようになり、実は今年の4月に破産宣告を受けているのである。
習近平政権は何かと難癖をつけては民間企業を接収することを繰り返しているが、CEFCもこの犠牲になった。
CEFCの関係者が習近平側に対して大きな不満を持っていることは間違いないであろう。
CEFCが追い詰められた背景には、CEFCの後ろ盾となっていた中国共産党幹部の影響力が習近平側によって排除されたことが関わっているのも間違いないだろう。
中国共産党内部の権力闘争が習近平側に不利になる情報提供につながっているのではないだろうか。
もしそうだとしたら、反習近平派による情報リークが、ニューヨーク・ポスト、Fox、トランプ選対などにさらになされることになるのかもしれない。
今後の展開も目が離せない。
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ネタ元のニューヨーク・ポストの記事
https://nypost.com/2020/10/16/hunter-biden-email-detailing-chinese-ties-confirmed-by-source-report/
CNBCからの引用画像(Joe Biden and Hunter Biden)
https://image.cnbcfm.com/api/v1/image/106158174-1569941882149rtx75h88.jpg?v=1571139792
RFIの記事からの引用画像(中国華信能源)
https://s.rfi.fr/media/display/447f6964-0fd2-11ea-8b87-005056a99247/w:1280/p:16×9/2018-03-01t034148z_1579495919_rc14b5d8d2e0_rtrmadp_3_china-cefc-probe.jpg
Politicoからの引用画像(ジョー・バイデン)
https://static.politico.com/dims4/default/e680638/2147483647/resize/1160x/quality/90/?url=https%3A%2F%2Fstatic.politico.com%2Fb9%2Fc3%2F54a99abc4bd5832dea2d4cb25ffb%2Fgettyimages-1256156642-773.jpg
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