未分類

スリランカがデフォルトの危機! 中国の債務の罠にさらに深まる危険!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

観光が主要産業となっているスリランカは新型コロナウイルスの感染拡大で経済が大打撃を受けている。スリランカは外貨が枯渇しかけており、財政破綻も迫っている。

こうした状況のもとでスリランカのラジャパクサ大統領は中国の王毅外相と会談し、「債務の支払い条件が緩和されれば、新型コロナで経済危機に直面したスリランカにとって大きな助けになる」と救済を求めた。これに対して王毅外相は債務再調整の要請については即答を避けた。中国外務省の報道官も「スリランカが一時的な困難を克服できると信じている」などと答えるにとどめ、スリランカの要請に乗らない姿勢を示した。

スリランカは中国からの重債務に苦しむ中で、主要港であるハンバントタ港を2017年から中国側に99年間貸与することで合意している。巨大な港を作ったものの、年間の寄港船数は250隻程度にとどまっており、ハンバントタ港はほとんど稼働していない。

にも関わらず、王毅外相はこうしたハンバントタ港などの主要プロジェクトは両国協力の「エンジン」だと強調し、「中国企業の対スリランカ投資を後押しし続ける」と述べた。

国際信用格付け会社のフィッチは昨年12月にスリランカの国家信用格付けを投資不適格レベルの「CC」に引き下げた。数カ月以内にスリランカがデフォルトに陥る可能性が高まったという判断である。2022年中にスリランカが返済しなければならない外債は、元金と利子を合わせて69億ドルにも及ぶ。

一方、スリランカの外貨準備高は昨年の11月末時点で16億ドルまで減っている。中国との通貨スワップの15億ドルを確保したことで12月末には31億ドルに増えたが、それでも今年必要な69億ドルには全然届かない。

外貨を節約するために、スリランカは昨年末にナイジェリアのアブジャ、ドイツのフランクフルト、キプロスのニコシアにある領事館を閉鎖した。

イランから原油を輸入して作った負債2億5100万ドルについては、4年間で毎月500万ドル分の茶で返済するという異例の提案もした。

スリランカの対中債務は約33.8億ドルに達している。借金が返せなくなり中国の支配が強まる「債務のわな」にすでにスリランカははまっているが、これがさらに深まる懸念が強まっている。

※拡散制限を回避するために、「朝香豊の日本再興ニュース」ブログからの直リンクをつけていません。コメント欄にリンクをつけておきますので、こちらへのご協力もよろしくお願いいたします。

「朝香豊の日本再興ニュース」ブログの応援、よろしくお願いいたします。(リンクのブログ記事の「朝香豊は今何位?」をクリック!)

 
 
無料のメルマガの登録をぜひともお願いしたい。(このブログ記事の下↓に登録フォームあり)

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

中国の高圧的外交に結束して対抗しよう! トルドー首相の正論!(朝香 豊)


https://nippon-saikou.com/7154

中共「中央経済工作会議」で事実上の習近平批判! 習近平体制は来年の党大会までか?(朝香 豊)


https://nippon-saikou.com/7105

沖縄独立運動や憲法9条改正反対運動に中国共産党の工作あり! 仏国防省傘下の研究機関が報告書まとめる!(朝香 豊)


https://nippon-saikou.com/6884

www.nikkei.comの記事
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB1128B0R10C22A1000000/
news.yahoo.co.jpの記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ab5faaaa9cb8cd21cdb9f069b351f6e90efdb4d
王毅外相の画像
https://www.chinadailyhk.com/attachments/image/35/113/66/429538_137954/429538_137954_800_450_jpg.jpg

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. 「研究所起源説」をめぐるアメリカ政府内部での攻防! ついに「起源説」が市民権を得…
  2. 朝鮮半島の南北問題が駄目になっているのは米韓同盟があるせいだ」と韓国政府が発言!…
  3. N国党の立花氏が脅迫の疑いで事情聴取! 計算ずくか?
  4. 米中通商協議が部分合意に! 今回はアメリカの一方的勝利!(朝香 豊)
  5. 人民元のデジタル通貨化に秘められた野望を見逃すな!

関連記事

  1. 未分類

    ごまかしに徹する北海道新聞! 記者の逮捕に関する「調査報告」で!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!旭川…

  2. 未分類

    「陰謀論」動画がSNSから削除される! 問われる言論の自由!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!「プ…

  3. 未分類

    台湾の台南市で、戦前の日本風の校舎を再現! (朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!武徳…

  4. 未分類

    立憲民主党で新代表に泉氏が当選! 誰がなっても混乱は必至!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!立憲…

  5. 未分類

    亀裂が生まれる中国とアフリカ、中国とロシア! 新型コロナウイルスで!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!広州…

  6. 未分類

    中国の圧力を受けて、EUが寄稿文から一文を削除していたことが判明!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!中国…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 道理

    韓国検察の反撃! チョグク法相の弟の逮捕状請求!(朝香 豊)
  2. 外交

    米中対立で中国が反撃! 近く米関連のブラックリストを公表へ!(朝香 豊)
  3. 人権・民主主義

    狂気の中国! 習近平氏への「忠誠心」テストで落第点だと、記者証剥奪する! (朝香…
  4. 経済

    中国、春節休暇をさらに延長! 経済はさらにダメージ!(朝香 豊)
  5. 経済

    真水で10兆円の補正予算か! 国債は3年ぶりに増発へ! (朝香 豊)
PAGE TOP