経済

EUはブレグジットで不要なイギリスいじめをしている場合ではない!


ブレグジットを巡って、EUのバルニエ首席交渉官は、英国が当面は関税同盟にとどまるのが「提供できる最大限」だということを改めて表明した。

関税同盟にとどまるというのは、EUとの間で従来通りの関税ゼロの状態にする代わりに、イギリスが他国と自由に関税を決める権利を認めないとするものだ。

ということは、イギリスの関税自主権を奪い去るということになる。

それなら「合意なき離脱」の方がましだというのが、イギリスの声となった。

イギリスとの間で多額の関税が復活したらどうなるか。

EUの景気も中国につられて鈍化する中で、関税復活によりイギリスというマーケットを失うことは、EUにとっての打撃もあまりに大きい。

EUはイギリスに対する意地悪をやめて、イギリスに関税自主権を与えればいいではないか。EUとの間で関税ゼロを維持できればいいと条件を緩めればいいのではないかと思う。

そうするとイタリアなどがイギリスの後に続くことを恐れているのだろうが、仮にそうなったら、それはEUという仕組みが現実的ではなかったということがはっきりするだけである。

これに関連する産経新聞の記事

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