安全保障

新型コロナの中国起源説を否定! 中国外務省がプロパガンダ戦へ!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

新型コロナウイルスが中国で発生したことについて、中国政府は「中国に被害を与えようとする別の意図がある」との立場から、「断固反対する」と表明した。

中国外務省の趙立堅副報道局長は、「根拠もなく、新型コロナウイルスを『中国ウイルス』と勝手に呼ぶことは、中国に伝染病生産国という汚名を着せようとするものだ」と反発した。

趙副報道局長はウイルスの中国起源論を「情報ウイルス」「政治ウイルス」だとし、ウイルスの起源については「結論は出ていない」とした。

中国国営の新華社通信は、「新型コロナウイルスが、米国、イタリアなどアジアとは関連がない国でも発生している」とし、「ウイルスの起源が他国である可能性」を指摘する。

中国が中国起源論に対してここまで否定的であるのは、それが容易に責任論と結びつくと考えているからだ。

北京日報は、「米国を起源とし、欧州で数多くの犠牲者を出したスペイン風邪について、米国も謝罪していない。我々が謝罪しなければならない根拠はない」と報じている。

12月の終わりには、このウイルスがSARS系のもので、重篤な呼吸器疾患をもたらすだけでなく、人から人へ感染する重大なものであることを、武漢市政府だけでなく、中国の中央政府も知っていたことが明らかになっている。

その上で何らの防御処置をも迅速には取らなかったために、世界にこれだけの災厄をもたらした。

12月末の段階で、遅くとも1月初旬の段階で、しっかりとした情報公開をし、必要な対策を取っていれば、ここまでの広がりは起きえなかったであろう。

自分たちの不作為については頬かむりをしながら、責任逃れに終始する姿勢はあまりに見苦しい。

今回のウイルスが世界中にもたらした被害について、中国政府は損害賠償を負うべきである。

ただ、もう一方で、国を守るために必死に主張する中国のあり方には、日本政府も学んでもらいたいと思う気持ちもある。

彼らにはプロパガンダ戦を戦わなければいけないという意識が根底にあり、日本にはプロパガンダ戦を戦うような恥ずかしい真似はしたくないという意識が根底にある。

世界標準は、残念ながら中国の方だ。

日本政府の意識改革はなんとしてもやってもらいたいものだ。

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

ネタ元の朝鮮日報の記事
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/05/2020030580070.html
画像は産経新聞の記事から
https://www.sankei.com/world/photos/200303/wor2003030025-p1.html
https://www.sankei.com/images/news/200303/wor2003030025-p1.jpg

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. 米中通商協議が部分合意に! 今回はアメリカの一方的勝利!(朝香 豊)
  2. やはり感染者の実数は中国政府の公式発表の100倍程度で考えるべき!(朝香 豊)
  3. 最悪! 安倍・習会談、習近平氏の国賓来日の準備を進めることで一致! (朝香 豊)…
  4. ファイザーワクチンが南ア変異株に弱いだって? リアルデータから検証しよう!(朝香…
  5. キャリー・ラム行政長官の意味深な発言は、中国政府の思惑に制限をかける狙いかも

関連記事

  1. 人権・民主主義

    英紙が中国の宣伝コラムの掲載を停止! 広がる嫌中感情!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!イギ…

  2. 安全保障

    中国、チェコを脅迫! 台湾訪問団を取りやめろ!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!チェ…

  3. 安全保障

    核軍縮条約への参加を、中国は拒否! 中国の本質がより明確に!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!アメリカ…

  4. 安全保障

    北朝鮮のミサイルの電波妨害装備、防衛省が導入に着手!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!北朝…

  5. 外交

    習近平国家主席の国賓来日予定に変更なし! 菅官房長官!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!菅官…

  6. 安全保障

    中国の食糧危機は深刻かも! 食べ残し厳禁を習総書記が号令!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!中国…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 外交

    韓国がWTOに日本提訴! 日本は迎え撃て! (朝香 豊)
  2. 安全保障

    セクハラでバイデン氏告発の女性! うそ発見器にかかってもいい!(朝香 豊)
  3. 人権・民主主義

    毒を盛られた模様! ロシア反体制の指導者のナワリヌイ氏!(朝香 豊)
  4. 中国

    中国の国家発展研究院院長が「感染ゼロ」圧力で、中央政府を批判!(朝香 豊)
  5. 人権・民主主義

    ラムザイヤー論文のシンポジウムに参加! 問われているのは幼稚園で学んだような人と…
PAGE TOP