ニューヨーク・ポストの報道により、バイデン親子には大いなる疑惑の目が向けられている。
この中でアメリカの主流派のマスコミは、ニューヨーク・ポストの報道の信頼性に疑問を向け、バイデン当選を嫌がるロシアが裏で糸を引いている陰謀かもしれないと言ったりして、バイデン親子をあくまでも擁護する姿勢である。
詳細は割愛するが、確かにニューヨーク・ポストがこうした情報を入手した経路には不自然な点が多いのは事実だ。
そんな怪しげなものを簡単に信じるわけにはいかないとする主流派マスコミの言い分にも一理はある。
だが、まだ一部のものに限られているとはいえ、メール自体が本物であることはFox Newsがすでに確認を取っている。
興味深いことに、バイデン側もメールの存在そのものをでっち上げだとする反論は行っていない。
また、上院の国土安全保障・政府問題委員会が先月まとめたレポートとも報道された内容は矛盾していない。
そしてこのレポートには、ハンター・バイデンをめぐる資金の流れが、財務省の調査のお墨付きを得て解明されているのである。
つまり、副大統領の息子であるということを除いて、特に取り柄があるわけでもない人物に、外国企業が多額のお金を役員報酬などの形で渡してきたのは事実なのである。
ハンター・バイデンが副大統領専用機(エアフォース2)に同乗して中国に向かった際には、中国の銀行から15億ドルの資金提供の約束を受けて帰国したことが明らかになっている。
ジョー・バイデンは、息子の商売について息子と話したことはないと語っているが、エアフォース2に乗って一緒に帰ってくる際に、中国の銀行からの資金提供の約束を受けた話を、息子から聞かされなかったというのだろうか。
ウクライナのガス会社「ブリスマ」の役員がワシントンDCを訪れて、副大統領だったジョー・バイデンと会ったという話についても、バイデン側の反論は「確認した公式スケジュールの中に、そのようなものはなかった」というものであり、非公式に会っていた可能性は排除されていない。
真相がはっきりした時に、ウソをついたと責められないように言葉を選んでいる疑義は限りなく大きい。
クロだという確定がまだできないとしても、ここまで来ても疑義すら認めないという姿勢は果たして客観的なものなのだろうか。
ところで、ジョー・バイデンについては、多くのセクハラ疑惑も数多くの動画、写真、証言によって示されているのに、これについては主流派マスコミは問題視しない姿勢を貫いてきた。
だが、これがトランプ側の人物になると対応がまるっきり変わる。
2年前にトランプ大統領によってカバノー氏が最高裁判事に指名された時には、主流派マスコミがセクハラ疑惑を大々的に報じた。
被害に遭ったという女性は、当時高校生だったカバノー氏に寝室に押し込まれベッドに押し倒されて洋服を脱がされそうになったと訴えた。
だが、問題のホームパーティーはいつどこで行われたものかもわからないというものであり、「疑惑」として取り上げることすら値しないレベルのものだった。
このレベルのことを連日「疑惑」として大々的に報道し続けた主流派マスコミが、ここまで疑惑が深まっているバイデン親子については疑惑すら認めない態度に出ている。
ここに大きな闇を感じるのは、決して私だけではないだろう。
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画像はNBC NEWSから(息子と一緒に中国に到着したバイデン副大統領)
https://media1.s-nbcnews.com/j/newscms/2019_40/3033201/191001-joe-biden-hunter-china-cs-354p_f8f375533a90ff93de2ba2994b8f1ae8.nbcnews-fp-1200-630.jpg
New York Postからの引用画像(ハンター・バイデンの秘密のメール)
https://nypost.com/wp-content/uploads/sites/2/2020/10/Hunter-BIden-Emails-Feature-Main.jpg?quality=80&strip=all
Outside The Beltwayからの引用画像(バイデン氏のセクハラ)
target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>https://otb.cachefly.net/wp-content/uploads/2020/05/joe-biden-handsy-1024×576.jpg
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