ラジオフリーアジアによると、北朝鮮の病院が死後に家族にそのまま遺体を返すという慣習に逆らって、12体を慌てて火葬したことを伝えた。
病院側は遺体を処理した後に病院全体の消毒作業をたびたび行っている。
病院側は死因はインフルエンザであって新型コロナウイルスではないと否定しているが、病院の周りに住む人たちの間で疑念が広がっている。
この病院は北朝鮮では3番めに大きい清津市にある。
清津市は咸鏡北道の道都で、日本海に面し、日本統治時代に重工業の町として発展した。
病院は咸鏡北道人民病院で、道で最も大きな病院だ。
清津からは咸北線という鉄道が走っており、中国側とも結ばれている。(なお、咸北線は日本統治時代に敷設された古い鉄道だ。)
北朝鮮は中国に清津港の使用を許可し、そのための合弁会社が設立されている。
なお、中国に開放している北朝鮮の港というと、羅津港がよく知られているが、羅津港は清津港から100キロほど北になる。
家族には火葬した後の遺骨が渡されたが、病院側は新型コロナウイルスとのつながりを否定し、火葬も消毒もインフルエンザの蔓延を防ぐためだと説明した。
なお、ラジオフリーアジアはこの一連の情報を咸鏡北道の役人から伝えられたと言い、これをWHOにも伝えたが、2月20日段階では返事がもらえていないという。
状況的に見れば、北朝鮮内での新型コロナウイルスの感染の広がりを大いに疑うべき事例と言えるだろう。
だとすれば、北朝鮮の体制には明らかに重大な脅威になるのは間違いない。
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ネタ元のラジオフリーアジアの記事
https://www.rfa.org/english/news/korea/nk-hospital-creamation-02212020135124.html
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