安全保障

BLMがノーベル平和賞にノミネート! あの運動を「平和」だとする矛盾!(朝香 豊)


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「黒人の命は大切」だとするBLM(ブラック・ライブズ・マター)が、2021年のノーベル平和賞にノミネートされたことがわかった。

不当な人種差別をなくそうと求める声が世界中に広がるのに貢献したということらしい。

ノルウェーの下院議員のPetter Eide氏は、BLMは人種差別問題についての意識を世界的に引き上げるのにとてつもない貢献をし、アメリカ国外の国々にも内なる人種差別と取り組むようにしてくれたと高く評価して、BLMのノーベル平和賞への推薦を行ったことを述べた。

さて、BLMはアリシア・ガーザ、パトリッセ・カラーズ、オーパル・トメティの3名の呼びかけによって作られたものである。このうちの1人のパトリッセ・カラーズが2015年に「特に自分とアリシアは訓練された活動家」で、「私たちはマルキスト」であり、「真っ先にやることはイデオロギー的な枠組みを持つことだ」と正直に語っている。

カラーズは2018年に「人があなたをテロリストと呼ぶ時 BLM運動回想録」(When They Call You a Terrorist: A Black Lives Matter Memoir)という本を出版し、出版に際してのインタビューでもマルクス主義のイデオロギーを紹介し、親しみを感じていることを率直に述べた。なお、この本は、ニューヨーク・タイムズの推薦図書扱いになり、タイム誌のベスト回想録にも選ばれている。リベラル派と左翼思想の相性の良さは、こういうところにも垣間見える。

BLMの闘争には放火や略奪などの暴力的なものも含まれ、2020年にアメリカで20億ドルにも及ぶ損害をもたらした。BLMとは本当はBurn(放火)、Loot(略奪)、Murder(殺人)だと揶揄する声もある。シアトルでは彼らによる「自治区」が築かれ、警察が介入できない無法地帯となった。

Petter Eide氏はこれらのことをどう思っているのだろうか。これが「平和」だというのだろうか。

リベラル派の危険な発想が改めて浮き彫りになった。
 
 
 
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BLMの画像
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