バイデン大統領の息子のハンター・バイデンが不透明な中国ビジネスと様々に関わってきたことはよく知られている。
特に有名なのは、2013年12月に父親のジョー・バイデンとともに副大統領専用機(エアフォース2)に乗って訪中した直後に、「渤海華美」(BHRパートナーズ)という投資ファンドが設立され、直ちに15億ドルという大金がこの基金の原資として国営の中国銀行から振り込まれたことだ。
対外工作を行う中国共産党統一戦線部長の冀国強氏がハンターに渤海産業投資基金を紹介し、この渤海産業投資基金との合弁事業という建前でBHRパートナーズは設立された。そしてこの役員報酬がハンターには支払われていた。
BHRパートナーズの運用資産は21億ドルあるとされるが、3年前にハンターがその10%の株式を入手した際に支払ったお金はわずか40万ドルで、その所有価値は現在では少なくとも5000万ドルに達していると言われている。
さて、このBHRパートナーズの株式をハンターは手放したということになっていたのだが、自分の所有企業のSkaneateles LLCに移管させていただけだということが後にわかった。
そしてこのSkaneateles LLCに移したBHRパートナーズの株式も実は処分中なのだという報道が、デイリー・メールやフォックス・ニュースから12月になされていたのだが、中国の企業情報を提供している启信宝 (Qixinbao)と百度(Baidu)のどちらの情報によっても、1月27日段階ではSkaneateles LLCが未だにBHRパートナーズの株式を保有したままであることがわかった。
ハンター・バイデンの顧問弁護士であるGeorge Mesires氏に、ハンターが本当にBHRパートナーズの株式を手放す手続きをしているのか、いつその手続きは終了する予定なのかを確かめるように求めても、返答していない。
バイデン家と中国との関係が未だに切れていないことを改めて示したと言えるだろう。
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dailycaller.comの記事
https://dailycaller.com/2021/01/27/hunter-biden-ownership-stake-bhr-partners/
ハンター・バイデンの画像
https://image.cnbcfm.com/api/v1/image/106349086-1579707072885preview.jpg?v=1589390144
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