香港では、「緊急事態または公共の安全に危害が及ぶ事態」と判断した場合、「緊急状況規制条例」を発動することができる。この発動は事実上の戒厳令に等しいとして、民主派はこの適応に対して警戒を強めてきた。
香港のキャリー・ラム行政長官はこの「緊急状況規制条例」を発動することにし、この緊急条例施行下において立法会(議会)の審議を経ずに、デモ参加者のマスク着用を禁止する条例を制定した。
これは10月5日から適用される。
マスクの着用を理由に拘束することが広く行われ、デモ参加者に対する心理的なプレッシャーは大きいものになるだろうが、香港市民の反発は強く、実質的にはほとんど守られないと思われる。
こうなると、「緊急状況規制条例」の適応レベルを引き上げ、例えば夜間外出禁止令を発動するようなことを考えそうではあるが、こうした事態になった場合の英米をはじめとする西側世界の反発の強さが予想されるため、ここには一気にはまだ行かないのではないかと、個人的には思っている。
アメリカでは香港人権民主主義法の成立が時間の問題となっており、このプレッシャーも大きいだろう。
これの元ネタの産経新聞の記事https://www.sankei.com/world/news/191004/wor1910040020-n1.html
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