韓国の大田市議会のキム・ソヨン議員、落星台経済研究所のイ・ウヨン研究委員らは、「反日銅像真実糾明共同対策委員会」を設立し、「韓国民の名誉を失墜させる歴史歪曲反日銅像設置を中断せよ」と要求した。
「慰安婦」の方はすでに世界中にばらまかれているが、「徴用労働者」のものも、ソウル、釜山、済州、大田に加えて、日本の京都にも設置されている。
痩せこけて肋骨が浮き上がった姿になっているこの像は、日本の旭川新聞に掲載された日本人の建設労働者の写真に基づいているものだということがわかっている。
韓国ではこの写真を「朝鮮人徴用工」の写真として、小学校の教科書にも掲載していたが、その後こうした事実の指摘から、今では削除された。
これと同じ指摘を彼らがこの像について行ったところ、逆に像を作った作家によって名誉毀損と損害賠償の訴訟を提起されてしまった。
そこで彼らは「反日銅像真実糾明共同対策委員会」を作ったわけだ。
この委員会には、「慰安婦と労務動員労働者銅像設置に反対する会」、「反日民族主義に反対する会」、「韓国近現代史研究会」、「国史教科書研究所」などの団体も参加した。
「徴用労働者像」の下部には『お母さん会いたい』という文言が彫られているが、これは映画『乙巳年の売国奴』を制作する過程で演出されたものであって、日本に渡った朝鮮人労働者が残したものではない。
これを歴史上の事実を訴える像に書き入れることは、歴史の捏造と言われても仕方ないだろう。
このことも「反日銅像真実糾明共同対策委員会」は問題にしている。
こういう動きが韓国でも広がりつつあることを、私たちは知っておきたい。
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ネタ元の中央日報の記事https://japanese.joins.com/JArticle/260143
徴用工像の写真は産経新聞の記事からhttps://www.sankei.com/world/news/180503/wor1805030047-n1.html
https://www.sankei.com/images/news/180503/wor1805030047-p1.jpg
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