フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏は、ミュンヘンで開かれた安全保障会議で、オンラインでの言論の自由を否定する中国のあり方を厳しく非難した。
ザッカーバーグ氏は、中国のような共産党体制の国が「権威主義的価値」をインターネット空間に持ち込み、これを他国にも強いているとし、これを「非常に懸念している」と述べた。
かつては、ザッカーバーグ氏は、天安門広場でジョギングをしたり、習近平国家主席と会談したり、習主席の本を読んでいると媚を売ったり、習いたての中国語を披露したり、娘に中国語の名前をつけたりするほど、親中的というよりも媚中的な姿勢を見せていた。
中国の情報検閲当局の高官を、フェイスブックの本社に招いたこともあった。
ザッカーバーグ氏が今のような嫌中的姿勢に明確に変わったのは、昨年の10月からだ。
アメリカ国内の対中姿勢が大きく変わる中で、親中的姿勢を取り続けることが却って経営的にダメージになると考えたのかもしれない。
インターネットの世界的なプラットフォーム企業のトップテンのうち6社が中国企業が占めるようになり、その影響力を無視できなくなったことに危機感を持ったのかもしれない。
ともあれ、ザッカーバーグ氏の姿勢の転換は歓迎したい。
現在フェイスブックには、保守派の言論を不当に圧迫しているという不満が保守派から出ている一方で、フェイスブックではトランプ支持派が優勢で、民主党に冷たい姿勢を見せているという不満が、リベラル側からも出ている。
こうした中で「不適切な投稿」についての規制には、かなりの悩みが出ているようだ。
ザッカーバーグ氏としては、記事内容に責任を問われるオールドメディアよりも柔軟なルールであるべきだとした。(オールドメディアが記事内容に責任をとっているとは思えないが、その点のツッコミはここではなしにしよう。)
個人的には、保守的な言論は見たくないとか、サヨク的な言論は見たくないといった好みの設定ができるようにしたうえで、あまりにもひどいヘイトでもない限りは、原則として自由な言論空間にすればいいのではないかと、思っている。
ザッカーバーグさん、いかがでしょうか?
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ネタ元の大紀元時報の記事
https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51860.html
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