慰安婦問題を扱うシンポジウム「ラムザイヤー論文をめぐる国際歴史論争」を聞きに行ってきた。内容のあるシンポジウムで、かっちりとした資料もいただけて、行ってきてよかったと思っている。
このシンポジウムには、ラムザイヤー教授がビデオメッセージを送ってくれていたのだが、教授の流暢な日本語には舌を巻いた。
このビデオメッセージの中でラムザイヤー教授は、この問題は自分に対する個人攻撃のレベルで捉えるべきものではなく、過去の出来事を誠実に伝えることと学問の自由を徹底的に守ることが問われていることだと話した。
反対派の若い学者たちが教授を学問的に抹殺するような動きに出ていて、しかもそのことを誇りに思っているようであることに、教授はショックを覚えた。違った見解の論文を相互に批判し合うことによって学問が前進するという原理がアメリカで無視されるとは、教授は考えなかったのだ。アメリカでこんなスターリニストのようなことに出くわすことになるとは思わなかったという。そして反対派の狙いは、性奴隷説とか強制連行説が英語の論文に現れることを阻止することのようだと述べた。
そのうえで、ややユーモアを交えて「人生に本当に必要なことはすべて幼稚園で学んだ」という話をした。正直にありのままに話すこと、聞きたいことでなくても人の話すことに誠実に耳を傾けるといったことが、今回の議論でも問われているというわけだ。全くそのとおりである。
幸い、今回のシンポジウムに参加した識者を含めて、ラムザイヤー教授を支えてくれる友達は数多くいるようである。教授はその点での感謝をしみじみと述べていた。
自分は教授と接点のある「友達」ではないが、気持ちの上で教授を支える側に回りたいと思った。この記事は、そんな自分の気持ちの表明だ。
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ラムザイヤーシンポジウムの画像
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ラムザイヤー教授の画像
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