人権・民主主義

命ある限り体制批判を続けていく! 清華大学の許章潤教授!(朝香 豊)


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中国国内で最高レベルの大学とされる清華大学法学院の許章潤教授は、清華大学の「法治と人権研究センター」の主任を務め、非常に優秀な学者として知られている。

また、反体制的な言論を歯に衣着せずに物申す人物としても知られ、これまでも何度となく警察に拘束されている。

7月6日にも、許章潤教授は自宅にいるところを警察によって拘束され、教授のコンピューターなどが押収された。

拘束理由は「四川省成都での買春容疑」という、でっち上げ事件でよく使われる手が用いられた。

ただ、今回も本格的な逮捕には至らず、7月12日に釈放された。

中国共産党内部にも許章潤教授を尊敬する人たちが多いことが影響したのだろうと思われる。

この許章潤教授が7月19日に釈放後初の声明を発表した。

許章潤教授は共産党政権を批判することは「天命だ」とし、「全体主義体制が必ず失敗に終わり、中国国民は必ず自由を手に入れる」と述べた。

共産党による邪悪な政治体制を改めなければ、中国は国際社会で孤立を深めていくとし、命ある限り体制批判を続けていくことを改めて公言した。

何度取り締まりにあっても筋を曲げない許章潤教授のような方も中国にはいる。

崩壊に向かいつつある習近平体制において、彼が大きな役割を担うことになるかもしれない。
 
 

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