例の問題のレポート(郭文貴氏の”GNEWS”に掲載された中国からの特別レポート)のまた別の情報を記す。
中国共産党との関係を深める中で、2010年の4月にハンターは中国共産党中央委員会が設立した「全国社会保障基金理事会」理事長の冀国強氏と面会した。
これがきっかけで、ハンターは冀国強氏との関係も深めていく。
冀国強氏は中国共産党の中枢幹部を養成する「中央党校」出身で、中国共産党の幹部中の幹部だ。
現在は天津市の中国共産党統一戦線部部長である。
さて、中国と関わるハンターの疑惑というと、2013年12月に父親のジョーと一緒に副大統領専用機(エアフォース2)に乗って訪中した直後に、渤海華美エクイティ投資基金(BHRパートナーズ)が設立され、直ちに15億ドルという大金がこの基金の資金として国営の中国銀行から振り込まれたことがよく知られている。
このBHRパートナーズはハンターが仲間と設立した投資会社のローズモント・セネカ・パートナーズと、渤海産業投資基金との共同事業として立ち上げられたのだが、渤海産業投資基金は実は天津市が所有する基金なのである。
中国共産党の対外工作を行う部門(統一戦線部)が天津市に設けられていて、そのトップがハンターのカウンターになっている中で、このBHRパートナーズという合弁事業が組み上がった。
詳細はわからないが、合弁事業と言いながら、資金の殆どは中国側が出したものであることが伺われる。
この流れを理解した時に、ハンターが中国共産党の統一戦線工作の中に取り込まれていたのは間違いないだろう。
なお、現在BHRパートナーズの運用資産は65億ドルあるとされる。
それなのに、2年前にハンターがその10%の株式を入手した際に支払ったお金はわずか40万ドルだった。
この所有株式の価値は少なくとも5000万ドルあるとされる。
2年で125倍に増えたというより、2年前に1/125に近いディスカウント価格で手に入れたと言ったほうが実態に近いだろう。
中国側がなぜこのような利得をハンターに与えたのか。
そのことがこの大統領選挙にも関係していると見るのは当然ではないだろうか。
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ネタ元のG NEWSの記事
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Tennessee Starからの引用画像(Hunter Biden-BHR)
https://media1.s-nbcnews.com/j/newscms/2019_40/3033201/191001-joe-biden-hunter-china-cs-354p_f8f375533a90ff93de2ba2994b8f1ae8.nbcnews-fp-1200-630.jpg
画像はNBC NEWSから(息子と一緒に中国に到着したバイデン副大統領)
https://media1.s-nbcnews.com/j/newscms/2019_40/3033201/191001-joe-biden-hunter-china-cs-354p_f8f375533a90ff93de2ba2994b8f1ae8.nbcnews-fp-1200-630.jpg
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