人権・民主主義

森友問題で「赤木ファイル」が公開! さらに明白になった佐川理財局長の罪と安倍総理の潔白!(朝香 豊)


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森友学園への国有地売却を巡る財務省決裁文書の改ざん問題で、自殺した近畿財務局職員の赤木俊夫氏が改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」の内容が、遺族である妻の雅子さんに開示された。

このファイルは雅子さんが国などを相手に損害賠償請求訴訟を大阪地裁に起こす中で開示を求めていた。

ファイルは518ページにも及び、「相当程度、意思表示し修正に抵抗」「修正することは問題があり、行うべきではないと強く抗議した」「国会答弁を踏まえた修正を行うよう指示があったとのこと」などの記載があった。「修正」という名の改ざんを求める財務省本省側に対して、赤木氏など近畿財務局側が激しく抵抗していたことが窺える。この件では当時の佐川宣寿理財局長の問題が以前より指摘されていたが、それがさらに明白になった形だ。

ところで「赤木ファイル」にはさらに注目すべきところがある。それは「(森友学園を)現場として厚遇した事実もないし、(会計)検査院等にも原調書のままで説明するのが適切」と意見し、「修正に抵抗」したと記載されていたことだ。

このことは散々国会で問題にされてきた安倍総理に対する忖度など、財務省の側にはまるでなかったことの明白な証拠である。

当時の佐川理財局長が準備不足の中でいい加減な答弁を行い、その尻拭いとして文書の改ざんを近畿財務局に命じ、これに抵抗しながら赤木氏が自殺に訴えたという経緯が明確になったと言えるだろう。

こうしたことはこの文書の公開以前からわかりきっていたことだが、偏向したマスコミや野党があたかもこの売却問題に関して財務省に安倍総理の意向に従う忖度があったかのように扱って、国会を散々に空転させてきた。このことの犯罪性が改めて明らかになったと言えるだろう。

 
 
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