日本の終戦記念日にあたる8月15日は、韓国では日本からの「解放」を祝う「光復節」である。
この光復節にあたり、朝鮮独立運動家の子孫で構成される「光復会」は、国家功労者が祀られた国立墓地である「国立顕忠院」に、「親日派」の人物が69人埋葬されていることを強く批判した。
この墓地から「親日派」の墓を取り除き、別の墓地に移葬することについて、現在の国会議員の2/3を超える議員たちが賛成の意思を示していることを、光復会のキム会長が明らかにした。
これを実現するための「国立墓地法」改正案は、すでに韓国の与党「共に民主党」の議員たちによって発議されている。
今秋の国会で成立する可能性もあるようだ。
さて、この件で実に不思議なのは、戦後75年も経ってこの問題が俎上に上っていることだ。
戦前の日本が朝鮮半島に残虐極まりないことを行っており、その日本と結びつくことで不当な利益を得ていた「親日派」への怒りがその当時から盛り上がっていたのであるなら、終戦直後に「親日派」の移葬は行われていたであろう。
なぜ終戦直後になかった怒りが今頃になって盛り上がっているのだろうか。
そこに北朝鮮や中国からのプロパガンダの浸透にすっかりやられた韓国民の哀れな姿がある。
なお、韓国内の「親日派」を断罪するグループの中には、国立顕忠院に埋葬されている「親日派」の墓に汚物を撒いて汚す行為を行っているところもある。
こんな法律が国会で可決されて、「親日派」の墓を暴くような行為を本当に実施したら、日韓の歴史のことがよくわからない欧米の人たちはどう思うだろうか。
そこまで日本はひどいことをしたんだと、彼らに対する同情を高めてくれると彼らは思っているのかもしれない。
だが実際にはむしろ、そのあまりに非文明的な所業にドン引きするのではないだろうか。
親中国、親北朝鮮の方向に国を向かわせるのが彼らの狙いであることからすれば、欧米の人たちがドン引きするかどうかは恐らくどうでもいいのであろう。
日韓関係、米韓関係を破壊することができれば、彼らとしては満足なのだろう。
こうした韓国の国情を考え、韓国投資を行うというのは極めてリスクの高い行為だということを、日本の財界人には再確認してもらいたいものだ。
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ソウルナビからの引用画像(光復節)
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「情報は自分で習得し、自分で判断する」ブログからの引用画像(汚物を巻く反親日派)
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コネストからの引用画像(国立顕忠院)
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朝日新聞デジタルからの引用画像(中国・北朝鮮国旗)
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