人権・民主主義

トランプ弾劾へ! 広がる魔女裁判!(朝香 豊)


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トランプ大統領を弾劾する動きが確実に進んでいる。

民主党側が用意している弾劾文書は月曜日(1月11日)に提出される予定となった。

その後上院に送られるが、上院での投票はバイデンの大統領就任式の後になりそうな感じだ。

つまり実質的な意味は一見なさそうに見えるが、トランプ大統領が4年後に出馬できる可能性も阻止することができる。

また、トランプ大統領に対して絶対的な悪のイメージを植え付けて、退任後のトランプ大統領の政治的抹殺の流れの道筋にしたいのだろう。

この件については共和党のミッチ・マコーネル上院院内総務も既に同意していると見られ、上院共和党内での根回しが始まっている。

また、Firefoxを開発しているモジーラは、トランプ大統領やその支援者たちをインターネットから追放するにはまだやっていることが緩いとして、こうした人たちがモジーラのサービスを利用することを禁止するとしている。

それだけでなく、インターネットのプラットフォームのデフォルト設定として、「ニセ情報」に対して「真実の声」が強化されるツールを付け加えることを要求している。もはやギャグではなく、ジョージ・オーウェルの世界だ。

その一方で、極左活動家で今回の議事堂襲撃で逮捕されたジョン・サリバンはお咎めなしで釈放された。

こうした一連の不条理の連続はなぜ起こっているのか。

トランプ支持者を心底怒らせ、もはや自分たちを守るのは武力しかないと武器を持って蜂起する流れを彼らは描いているのではないか。そしてもしそうなったらトランプこそがその首謀者であると認定され、国家反逆の動かぬ証拠とされてしまう。

彼らの術策にはまっていないか、トランプ支持者は冷静になる必要があるだろう。
 
 
 
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