「五毛党」の正式名は網路評論員(「インターネットコメンテーター」のような意味)で、中国共産党の意向に従ったインターネット世論の誘導を行う工作員の集団のことである。
通常は一般人を装い、インターネット上のコメントを監視しながら、中国共産党政権に有利な書き込みや摘発などを行い、また共産党を批判する人に対しては集団攻撃を行うこともある。
「五毛党」は1000万人を超える規模となっており、中国政府が世論操作のために投稿させている「やらせ書き込み」は、年間5億件ほどになるらしい。
書き込み1件あたり5毛(0.5元)が支払われていたことから、このように呼ばれるようになった。
なお2020年に入ってから、1件の書き込みに対し0.8元(約12円)になったそうだ。
「五毛党」は自室で孤独に作業を行なっているのかなと勝手に思っていたが、そういうものでは実はなく、事務所に「出勤」して、まさに「仕事」として書き込みを行なっているようだ。
各人は30台ほどのスマホが一覧できるデスクに座り、要注目の個人やグループチャットの動向を極力見逃さないようにしている。
この様子を写したYouTubeを見つけたので、ブログの下の方に貼り付けておく。
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中国政府のネット監視を伝える動画
画像はYoutubeのサムネイルを引用
https://i0.wp.com/www.visiontimesjp.com/wp-content/uploads/2020/04/2020-4-21_NetWatcher.jpg?resize=600%2C315&ssl=1
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