ブラジルのボルソナロ大統領はコロナウイルスに関して「研究室で作られた可能性がある」と発言して、物議を醸した。マスコミはボルソナロ大統領の妄言のように扱っているが、果たして本当に妄言にすぎないのだろうか。
イギリスのデイリー・メールは、中国の科学者はここ6年間にわたって生物兵器で第三次世界大戦を戦う準備を行っており、その生物兵器にはコロナウイルスが含まれていることを報じている。
これは2015年に中国の人民解放軍が作成した文書によるもので、文書はアメリカの国務省が入手したものであることも明らかにしている。
この文書には、生物兵器を使用するにあたって最大限の効果を発揮できる条件の概略が示されており、「敵の医療システム」に対して持ちうる影響についても綴っている。
第一次世界大戦では化学兵器が用いられ、第二次世界大戦では核兵器が用いられたが、第三次世界大戦では生物兵器が用いられることになり、それが戦争の帰趨を決することになると、この文書を書いた著者たちは主張している。
生物兵器を利用するのは、雨や雪が降る時や晴れた日中はあまり効果が高くなく、ターゲットエリアに向けた安定した風があって、夜とか明け方とか夕闇の時間帯とか、曇っている時が好ましいとの記述もあった。エアロゾルに乗せてターゲットエリアに広く運ばせるという参段だ。病原体をフリーズドライ状態にしておけば、管理の手間が小さくなり、攻撃の際にはこれをエアロゾルに乗せて運ぶことを考えればよい。横須賀市から横浜市にかけて度々起こった原因不明の異臭騒ぎは、これを想定した「予行演習」なのかもしれないとの想像を、自分は巡らせた。
ところで、私がこの記事でもう1つ注目したのは、この情報がアメリカの国務省が入手した文書によるものだという点だ。
目下世界が苦しんでいるコロナ禍に関して、アメリカのブリンケン国務長官は「未来志向」を理由として中国に懲罰的な処置は取らない姿勢を示している。こうした方針に不満な国務省関係者が、デイリー・メールに対して情報をリークしたと考えられるからだ。
バイデン政権の閣僚クラスは親中派が揃っているが、中国の痛みになることを避けようとするバイデン政権のあり方はおかしいとの認識は、官僚レベルではかなり広がっていると思われる。そうした筋からこのような文書を入手しているとの情報がデイリー・メールに対してもたらされたのではないか。
こういう視点でアメリカを観察するのも大切にしたい。
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www.dailymail.co.ukの記事
https://www.dailymail.co.uk/news/article-9556415/China-preparing-WW3-biological-weapons-six-years-investigators-say.html?fbclid=IwAR3olZEhhZ9jV8JcZ6vDhoaVK_u8q23dqM9ocM5Z9-YTt8rAiEhW2XmrxG8
武漢ウイルス研究所の研究員の画像
https://www.globaltimes.cn/Portals/0/attachment/2020/2020-02-15/4199aa6d-b52b-44c2-84a3-51f13355a9ae.jpeg
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