1月の総統選挙で民進党に敗北した、台湾の国民党の主席に、若手の江啓臣氏が新たに選出された。
今回注目されるのは、江氏が中国に融和的な立場を否定したことだ。
江氏は、台湾の人々が中国共産党に疑念を持つようになり、大陸との関係を改めて定義する時期に来ていると主張し、中台は不可分とする「92年合意」の見直しに言及していた。
この江氏が、党員対象の選挙で68%の得票率で、圧倒的に支持されたのだから、中国共産党が青ざめるのは当然だ。
現在厳しい対中姿勢を明確にし、新型コロナウイルス対策を先手先手で進めて、台湾国民の信任が急上昇している蔡英文総統の動きに、国民党も巻き込まれた側面もあるだろう。
江氏の当選を受けて、中国政府は、「両岸関係の懸け橋として台湾海峡の平和と安定を守り、同胞のために努力することを希望する」という談話を発表するにとどめ、恒例となっていた新主席に対する祝電を送らなかった。
さて、安倍政権には、台湾の蔡英文政権の決然とした動きや情報線の戦い方をぜひ見習ってもらいたい。
正しいことを果敢に選び、そのことをしっかりと広報し、デマ情報にも的確に対応する力強さを発揮すれば、中国共産党の影響力が日本と比較できないほど強い台湾においても、こういう流れを作っていくことができるわけだ。
これは日本人を勇気づける話ではないだろうか。
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