安全保障

コロナの発症は武漢の研究所! 亡命研究者たちが証言しているとバノン氏!(朝香 豊)


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新型コロナウイルスの件で世界中から疑惑の目を向けられている、中国の武漢ウイルス研究所などの研究員たちが「亡命」し、アメリカ・ヨーロッパ・イギリスのインテリジェンス機関に協力していると、スティーブ・バノン氏が述べた。

バノン氏は4年前の米大統領選挙でトランプ陣営の選挙対策本部長を務め、その後トランプ政権の首席戦略官を務めたことで知られる。

今回のパンデミックは武漢ウイルス研究所からウイルスが漏れ出したことが出発点で、漏れ出た後の隠蔽工作は意図的な殺人に該当するということの立証を固め、中国に対する裁判を準備する方針だという。

研究員たちの証言からすると、武漢ウイルス研究所はとんでもなくずさんな管理がなされていた。

SARS系のウイルスに対処するワクチンや治療薬を開発する実験のさなかに事故が起こり、その結果としてウイルスが広がることになったという。

全貌を知らされると、人々はショックを受けることになると、バノン氏は語った。

さて、武漢ウイルス研究所はフランス政府の協力によって作り上げられたが、フランス政府は運営開始前に中国政府から締め出しを食らっている。

だが、フランス政府は締め出される前に同研究所にモニタリング設備を残していたのではないかと、バノン氏は示唆する。

フランス政府の情報が大きな役割を果たしているのかもしれない。

ところで、香港大学公共衛生学院でウイルス学と免疫学を専門とするヤン博士もFOX NEWSの独占インタビューに答えていた。

ヤン博士は4月28日にアメリカに脱出し、亡命した。

彼女は自分の命が危険にさらされていて、故国に戻れることは絶対にないと思っている。

インタビューの中でヤン博士は、中国政府が意図的に新型コロナウイルスの発生を隠蔽していたと述べた。

12月の末に中国本土で発生したSARSのようなウイルスの奇妙な感染クラスターについて調査をするようにと、研究所の上司であるレオ・プーン博士からヤン博士は求められた。

そこで彼女は中国本土の研究施設に様々にアクセスした。

この中で、中国版CDCに勤務し、このウイルスに関する一次情報を持つ友人から、12月31日に「人から人への感染」について教えてもらったと彼女は話した。

それなのにWHOは1月9日に「中国当局によれば、問題のウイルスは重病を発症する場合があるが、人から人への感染は限定的にしか認められない」との声明を発表した。

中国とWHOが意図的な隠蔽を行っていたのは明らかだ。

やがてこのウイルスについてオープンに議論していた仲間たちが突然口を閉ざすようになり、彼女の上司も余計なことを話さないようにし、気をつけるように忠告した。

上司は「レッドライン(中国共産党が反応する敏感なライン)に触れてはいけない。ヤバいことになると、我々は消されてしまう」とも語っていた。

彼女は真実を話せる場を求めて、アメリカに飛ぶ決意をしたという。

このウイルスの件で中国共産党がどんどんと追い詰められているのは、確かなようだ。
 
 

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