外交

台湾訪問団のチェコに対して中国が脅迫! これにEU諸国が大反発!(朝香 豊)


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チェコのビストルチル上院議長は90名の代表団を率いて、国交のない台湾を訪問した。

これに対して欧州を歴訪中の中国の王毅外相は激しく反発し、「高い代償を払ってもらう」と脅した。

当然ながら、ビストルチル議長はこの脅しをチェコの内政干渉だとして不快感を表明し、チェコはすべての国際的な国と良好な関係を維持すると反発した。

ペトリチェク外相も張建敏中国駐チェコ大使を召喚し、抗議の意を伝えた。

このチェコと中国との対立に関連して、フランス外務省のミュール報道官は、「EUと中国の関係は、対話・対等・相互尊重の原則に基づいたものでなければならない。これは我々がパートナーシップを深めるための不可欠な基本的条件である」とし、「この観点から、(中国による)EU加盟国へのいかなる脅威も容認できない。私たちはチェコを支持する」と表明した。

ドイツのマース外相も、王氏との共同記者会見で、「EUでは、国際的なパートナーに敬意を持って接しており、脅しなどの方法は適切ではない」と述べ、チェコの側に立つ姿勢を明確にした。

中国によるコロナの情報隠蔽、香港の民主派の弾圧、ウイグルでの大規模な強制収容、台湾への脅迫などが相次ぐ中で、このチェコへの脅迫でEU側の態度は大きく変化した。

親中的な立場を維持してきたイタリアのディマイオ外相さえ、王毅外相との会談で香港問題をわざわざ取り上げ、市民の人権と自由が尊重されるべきだと指摘した。

EUのボレル外交安全保障上級代表は、「中国が欧州企業を制限しているのに対し、中国企業は欧州市場で自由を享受している。この非対称な関係を修正する必要がある」との見方を示した。

王毅外相の欧州歴訪は、米欧関係に楔を打ち、欧州を中国側に引き寄せることにあったが、完全に失敗に終わったようだ。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、王毅外相は「手ぶらで帰らざるをえない」と皮肉った。

中国の「ポカ」により、欧州の中国への反発はどんどんと強まっている。
 
 

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