「イタリア市民がローマで中国国歌を街中で流し、「中国ありがとう!」って叫んだ」と、中国共産党の機関紙「環球時報」などが報じた。
「証拠動画」付きで報じられていたものだが、このニュースについて、私は昨日(3月17日)に「ヤラセじゃないのか?」とブログに書いたが、やはりヤラセというか、フェイクだったようだ。
イタリアのメディア「Money.it」は、動画を分析して、バルコニーに立つ人は該当のセリフを言っていないと指摘した。
この指摘を見て、私は「あれ?」っと思った。
というのは、私の見た動画には、バルコニーに立つ人なんて映っていなかったからだ。
そこで初めて、私が見たのとは別バージョンの動画もあるということに気がついた。
それでYouTubeで調べてみると、実は同じような動画が何種類もあることに気がついた。
こうなると、「中国の国歌が流れるのをたまたま聞いて、急遽撮影を始めた」というストーリーが成立しなくなる。
複数の場所にいた複数の中国人が別々に気付いて、同じような動画を撮影したのだという強弁は一応成り立ちそうだが、だとしたら「中国、ありがとう!」の声は、場所によって聞こえ方が大きく変わるはずだ。
ところがどの動画も、中国国歌も「中国、ありがとう!」の声も、音量が同じなのだ。
これはもうフェイクだというのは確定したような話だろう。
また「Money.it」は、動画内でイタリア人たちは確かに拍手はしているが、中国国歌は加工して後付けされたものだとも指摘した。
別のイタリアメディアの「Linkiesta」も、この動画に関して、「イタリア外相ら閣僚は、中国に偽ニュースを広めるのをやめさせなければならない」と指摘した。
こういう愚かなプロパガンダを大々的に行うことで、中国は自ら墓穴をどんどん掘っていくことになる。
習近平体制は終焉を迎えつつあると言っていいだろう。
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ネタ元の大紀元時報の記事
https://www.epochtimes.jp/p/2020/03/53214.html
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